2018年4月26日(木) vs 広島カープ
結果:横浜3-4広島
敢闘選手賞:宮本
「3タテくらったー!」
コンチクショー、とばかりに拳を振り回して悔しがる結乃。
「さすがに悔しいみたいだね」
「あったりまえでしょうが!」
理衣に言われ、憤懣やるかたない表情で睨み返す結乃。
とうとう同一カード3連敗を喫してしまった。
先発、東は初回にいきなり3失点するという、前2戦を引きずるような立ち上がりだったが、その先は立ち直って終わってみれば8回を投げ切って3失点と、先発投手としての役割はきっちり果たしてくれた。
特に、酷使している中継ぎ陣を休ませられた。
「今日は野手陣よ。まったく、ルーキーしか活躍しないのかっての」
宮本が初HRでマルチヒットと気を吐いたのが光明であるが。
筒香が完全に沈黙しており、これではキツイ。
「最悪な感じで9連戦に突入ね」
「てゆうか、先発投手がいなくない?」
「下から上げてくるんでしょう。中日戦を石田、ウィーランド、平良とか?」
「京山くんも抹消だから、どうするんだろうね」
「濱口を上げてくるんじゃない、阪神戦だし」
「あぁ、負けが込むと不安になるね」
「まだまだ、これくらいで凹むようじゃファンなんてやってられないんだから! 8連勝しておいて良かったと考えておけばいいわ」
とはいえ、なかなかへヴィな状況でもあり、果たして首脳陣はどのような決断をするか。
ローテーションは?
打線は?
選手達はどういう思いを持つか?
ペナントレースはまだ始まったばかり、いくらでも巻き返しの機会はある。
それまでにきっちり悪いところは修正し、くらいついていきたい。