2018年5月13日（日） vs ヤクルトスワローズ
結果：横浜１０－３ヤクルト
敢闘選手賞：宮崎
「今日の試合で少しでも流れが変われば良いんだけどね」
「雨の中、選手の皆さんはお疲れさまでした」
テレビの前で画面に向かって言う結乃と理衣。
昨日は天気が良かったが延長の末に敗戦、今日は勝ったけれど雨、果たしてどちらの試合が良かったのか。
「いや、負けるよりは勝った方がよいけど････」
「体調崩さなければね」
「初回は、また今日もかー、って思ったわ」
「おそらく、ファンの誰しも思っただろうね」
試合が終わった今だからこそ苦笑いしていられるが、先発の京山がいきなり３連続四球の後にタイムリーを打たれたら、この後どれだけ点を取られるのかと暗鬱な気分になった。
「正直、さっさと雨降って中止になれって思ったわ」
「それも、ファンの多くの人が思っただろうね」
「だけどその裏、復帰登板のライアンはやっぱり不安定で立ち上がりを攻め、筒香のタイムリー！」
「これで、まだいける、って思わせてくれたね」
「でも大きいのは、ロペスがゲッツーで『あーあ』となったところで出た宮崎の同点２ラン！ これが大きかったわ！」
こちらもノーアウトのままランナーをため、さあここからというところでロペスがゲッツー。流れ的には嫌なところだったが、攻撃をそこで終わらせずホームランを打った宮崎の貢献度は高いだろう。
「京山も粘って、そして一打席目の失敗を取り返すのがさすが！ のロペスの勝ち越し２ラン！」
「あの打ち方でもライナーでスタンドまで持っていくのはさすがだよね」
「もー、ロペス、来年の契約も確定ね！」
「早い････」
とはいえ、精神的な意味でもロペスの存在は大きく、ロペス引退後のことを考えても契約を継続し、横浜で選手生活を終わるようにしてもらいたいのは、多くのファンが思う所だろう。
「雨も強くなっていくなか、さっさと５回終われと思ったけれど、そう甘くなかったわね。てゆうか京山、球数が多かったからね」
「次回に期待ということで････それでも砂田投手が踏ん張ってくれたね！」
「そして三上がキレッキレだったわね」
「柴田選手も初ヒットがホームラン！ 良かったね」
「まさか柴田がホームランを打つとはね。それでも打率が１割に満たないけど･･･」
「まあ、ヤクルトも今日は無理しなかったのはあるでしょうけど」
野手も、早々にベテランや故障明けの選手は交代させてしまった。
ヤクルトとしても既に２勝しており、雨の中で無理をさせる必要もなかったのだろう。
「でも、もっと早くコールドの判断にはならなかったのかな。かなり強い雨だったよね」
「まあ、プレイしている時より強くならなければ、やめる理由にならないからね。それだったら、もっと前から同じくらい降っているじゃん、と」
「選手達が怪我しなくて良かったね」
「スライディングした時なんか、ベース通り過ぎて滑っていたもんね」
「でもまあ、何はともあれ勝ったことに変わりないわ。明日から仕事、学校のある人も、気分よくいけるでしょ！」
「負けて週が始まるのは嫌だよね････」
「それに、次の６連戦はメッセンジャー、秋山、菅野、で既に３敗は濃厚だしね！」
「戦う前から！」
「つうかいい加減、京山のときと同じくらい、東を援護してあげないとね」
厳しいマッチアップが続く週、どれくらいで凌げるか。
交流戦まで踏ん張って欲しいところである。
「つうか、今の状態で交流戦なんか突入したらヤバすぎでしょ！」
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