2018年5月24日(木) vs 中日ドラゴンズ
結果:横浜3-2中日
敢闘選手賞:東
今日の試合は東の粘り勝ちといったところだろうか。
被安打も多く、奪三振は少なく、スライド登板の影響もあったのか決して調子が良いとはいえなかったと思われる。
それでも6回2失点とQSを達成して勝利投手となったのが非凡なところである。
「そうそう、東は粘ったわ! 大崩れしなかったのはさすがの安定感よね」
結乃も納得の頷きである。
「リリーフ陣も盤石とはいえなかったかもしれないけど、エスコバー、三上、山崎と無失点でつないだので良しとするわ」
「無失点で良かったよね」
里依もほっと胸をなでおろしている。
井納、パットンがいない中、勝ちパターンはやはり上述した3人で担っていくことになりそうだ。
一方で打線はどうにか3点をもぎ取ることに成功した。
とはいえ、ロペス、筒香の一発であり、タイムリーヒットは出なかった。
正直、3回以降はランナーが出ても併殺で潰してチャンスもなく、どうにか逃げ切ったという所だ。
それでも、最小点差を新勝ちパターンで守り抜いたところは評価したい。
初戦に負けたこともあり、この試合に関しては、勝利することも非常に重要だったから。
「まあ、高城にもようやくヒットが出てよかったわ」
「.000じゃ見ていても寂しいもんね」
さて、交流戦前の最後の同一リーグカードはヤクルト戦。
そして先発はまたしてもブキャナン-石田。
名前だけ見れば非常に分が悪いところだが、石田としてもそろそろ意地を見せて欲しいところ。
「同じマッチアップで3連敗するんじゃないわよ、石田!」
「私も、それは見たくないなぁ」
しかし、ブキャナン相手に大量点を取るのは難しいだろうから、石田は最少失点に抑える必要がある。
これまで、序盤に大量失点したり、味方の得点後に吐き出したり、良い投球をしているとは言えない石田。
東に負けないためにも、先輩らしい良い投球を見せてもらいたい。