2018年7月3日(火) vs 読売ジャイアンツ
結果:横浜5-6巨人
敢闘選手賞:バリオス
「何やっとんじゃこりゃーー!!」
罵声をとばす結乃。
悔しい悔しい逆転負けに、憤りも収まらない。
「うう・・・・」
理衣も歯噛みしている。
「中継ぎが酷いわね。打たれる連鎖が止まらないじゃない」
「疲れかな?」
「分からないけれど。もうちょっと見てみないと」
「せっかくバリオス投手が頑張ったのにね」
5回までパーフェクト、6回に坂本から同点2ランを被弾したとはいえ、トータルで6回2失点なら十分である。
そして7回の表に勝ち越し、バリオスに勝利投手の権利もついたのだが。
「まーた2死ランナーなしからよ。また無駄な四球からよ!」
亀井に出してしまった四球。
そしてワンポイントで出てきたはずの田中まで四球。
そして右打者の陽に対して出てきた三上が打たれる最悪の展開。
三上は前年も陽に打たれていたのだが、リベンジならなかった。
「打線は5点取ったからね。まあ、序盤に取って欲しかったけれど、まあいいわ」
「やっぱり投手だね」
「先発が頑張れば中継ぎが打たれる。昔に戻ったみたいね」
「そ、そんなことないって!」
「しかしホント、こういう試合を落としているとゲンナリするわ」
「そういう時もあると考えるしか・・・・」
「この後、田口、菅野とくるのよ。ここで勝っておかないとどんどん厳しくなるのよ」
今年は調子の悪い田口とはいえ、そういう投手を打てないのもまた横浜である。
「左相手に良い右打者が宮崎しかいないからね。ロペス不在が響くわー」
「ソト選手に頑張ってもらうしか」
「そうねえ、ていうか神里が全然打てていないじゃない」
結局、出塁してくれないとクリーンナップも機能しない。
「雄洋がいい感じだけど、スタメンじゃ出ないかしらね。相手も左腕だし」
「浩康さんも抹消しちゃったしね」
「ウィーランドに頑張ってもらうしかないけれど、0に抑えろってのは厳しいでしょうし。かといって接戦だと中継ぎが。7回まで投げてもらって直接パットン、康晃が一番勝てる可能性が高いかしらね」
なんとか菅野の前に勝っておきたい。
「過ぎてしまったことは取り返せない、いかに次の試合に臨むかよ!」
「踏ん張りどころ・・・・!」
「もう、どんな形でも良いから勝って見せなさいよ!」