2018年7月24日(火) vs 中日ドラゴンズ
結果:横浜4-11中日
敢闘選手賞:なし
「いーのーうーーーーっ!!」
結乃の怒声がこだまする。
それもそうだろう、4回8失点の炎上だったのだから。
「うーん、なんか、デジャビュ? 2度あることは3度ある的な?」
首を傾げる理衣。
「そんなん、なくていいわ!」
「3試合続けて先発が序盤に炎上で降板って、なぜ右へならえなのよ!?」
悪い流れを井納も断ち切ることが出来なかった。
梶谷の先制3ランの直後、投手に打たれて失点。
そしてその次の回はエラー絡んだとはいえ大量失点。
味方のミスをカバーする投球を井納には期待したかったのだが。
「井納の場合、前回が好投、今回が2試合目で炎上だから、まだチャンスは与えられると思うけれど・・・・」
「長い回を投げてくれることも期待していたんだけど、4回だと厳しいね」
「でもこの試合はビジターだから8イニングしか投げなくていいから楽よ!」
「負けること前提だけどね・・・・」
まあそれでも、中後、須田、武藤と、ビハインド要員でどうにか凌げた(?)わけである。
「打線も、梶谷の3ランだけだったわね」
「下位打線で点が取れたけれど、他は全然チャンスが無かったね」
「攻撃的布陣が笑わせるわね」
「いや、いつもいつも点が取れるわけじゃないし」
「もちろんそうだけど、ホームランでしか点が取れないのよね、結局。筒香も、ソロHRよりランナーいる大事な場面でタイムリー打ってほしいのに」
攻撃に関してもいつも通り、特筆すべき点もなかったのが哀しい。
「しっかし、主力が戻ってきたら、主力がいなかった頃より弱くなるって、実は主力じゃなかった?」
「か、噛みあわないだけじゃ?」
「主力なら噛みあわせなさいよ!」
だが実際の所、ロペス、梶谷が戻ってきて、井納ら先発も戻ってきて個の体たらくでは文句を言いたくもなるというもの。
大量失点、エラー、エラーのつかないミス、こういうものの積み重ねは見ている方も辛い。
「3試合続けて○○○みたいな試合見せられているファンの気持ちも考えて欲しいわ!」
「結乃、汚い言葉は慎もう。文句も、批判もあるかもしれないけれど、下劣な罵詈雑言は駄目だって!」
「・・・・そうね、ちょっと頭に血が上り過ぎていたかも。でも、怒りは収まんないからね!」
多くのファンも嘆き、怒り、悲しんでいることだろう。
「それでも応援をやめようという気にならないのがファンというものよ!」
「そうそう、まだ試合はあるし」
「ここから10連勝くらいして欲しいわね」
「そ、そうだね」
気持ちは分かる。だが現実的かというと。。。
「ええい、次こそ濱口、初勝利よ! こういう時に流れを変えるのは先発投手の快投よ!」
「昨年の日本シリーズみたいな、ね」
「とにかく、だらしない試合はするんじゃない!!」
怒り心頭の結乃。
ベイスターズよ、同じように憤るファンたちの心を正しく熱くさせる試合をみせてくれ!