2018年8月18日(土) vs 広島カープ
結果:横浜1-4広島
敢闘選手賞:濱口
「やっぱり勢いを持って来れないのよね!」
「8回の裏に点が取れなかったのは痛かったね」
連勝とならず、がっくりと肩を落とす結乃と理衣。
初戦の逆転勝ちの勢いを持ち込みたかったが、打線が沈黙してしまった。
HR頼み、タイムリーの出ない打線は相変わらずなのである。
「2度の満塁を逃したのがね。特に3回の満塁で筒香の併殺は駄目よ」
「初戦では満塁ホームラン打ったんだけどね」
「外野フライでいいから打ってほしかったわよね」
先制した次の回、ここで追加点が取れなかったことが後後まで響いたか。
「8回もね、ノーアウト1,3塁から無得点て、せめて一点でも取っておけばね」」
「桑原選手の三振がやっぱり?」
「その前に大和のヒットで楠本、帰って来られなかったのかしら?」
「3点差あったから、ランナーをためて大事にいったのかもね。その後にクリーンナップが待っていたし」
「でも、フランスアが出てくるの分かっていたじゃない」
とにかく、速くて強い球を投げる投手はとことん打てない横浜打線なのだ。
案の定、桑原、ロペスと凡退。
宮崎はうまくあわせられそうだったが、最後は外角にきたので合わせるだけで終わってしまった。
「あとはまあ、何気に倉本の初球ポップフライとかね」
「そこはどうなんだろう・・・・」
「佐野もね、もうちょっと強いスイングで来ていたらスタンドインしたんじゃないかしら?」
「あー、あれはねー」
色々言ったところで点が取れなかった事実に変わりはない。
やはり、点を取るのが下手なチームだ。
「でもでも、濱口投手は頑張ったよね」
気を取り直すように褒める理衣。
その言葉に、結乃も神妙な顔をして頷く。
「そうね、序盤で試合が壊れてしまうことを恐れていたけれど、今日は良く投げてくれたわ」
とかくカープ戦では打たれているというか、自滅しているというか、好印象の無い濱口。
6回2失点、9奪三振と、らしさは出せていた。
あとはこれを継続していけるかだろう。
「残念なのは、砂田投手がね。右打者を抑えて、左の二人に打たれちゃったから」
「今の砂田は左の方が打たれているデータがあるんだっけ? でも、砂田や三嶋をあまり責める気にはなれないわよね」
「中継ぎの皆さんは大変だもんね」
「特に今シーズンは、先発ローテが崩壊して負荷もかかっていたからね」
もちろん砂田も三嶋も抑えて欲しかったが、全ての試合を抑えられるわけではない。
次の登板時に悔しさを晴らして欲しい。
「これで1勝1敗か。3戦目に勝たないと意味がないわよ!」
「先発は今永投手と戸田投手だね」
「戸田くらい打ってくれないと困るけど、それも怪しいのが今のベイスターズ。そしてそれ以上に、今永が炎上したら戸田だって楽に投げられるでしょうし」
「戸田投手は今季初登板だね」
「しかも、そういう選手にあっさり抑えられたりするのよねー」
「戦う前からそういうこと言うのやめようよー」
「そうね、打ちのめして、勝ちましょう!」
「でも二戦目に負けて、またスタメンオーダー変えてくるかな?」
「相手は左腕だし、十分にあり得るわね。もう、それすらも楽しみにしちゃうわよ!」
どうにか勝ち越して気持ち良く週明けを迎えさせてほしい。
頼んます、ベイスターズ。