2018年8月23日(木) vs 読売ジャイアンツ
結果:横浜6-0巨人
敢闘選手賞:東
「二試合連続完封! こんなこともできるのね」
応援しているチームながら、驚きの声を隠せない結乃。
それもそうだろう、もうずっと先発陣が炎上してばかり、後半戦に入ってのチーム防御率は酷いものだったのだから。
「東投手、久しぶりの8勝目、おめでとう!」
「東は良く投げてくれた、でも今日はバックが東を良く盛り立てたわ!」
「好守連発、だったね!」
「特に初回のランナー背負ったピンチで、雄洋のジャンプ一発! あそこ抜けていたら先制されてたかもだしね」
「石川選手は二回にも同じような守備があったね」
「こういうとき、石川の上背がきくわよね。柴田じゃあ届かないでしょ。まあ、ゴロは危なっかしいけれど・・・・」
フライなど、自分より上の打球処理は得意な石川。
ゴロ系が苦手なのは、足が長すぎるからか?
「石川選手だけじゃなく、筒香選手も小ジャンプキャッチ!」
「微笑ましい感じだったわね。見ている誰もが驚いたこと。まさかあの筒香が! ってね」
「筒香選手、後ろに追う打球の守備が苦手だもんね」
珍しい守備を見せた筒香。これも、試合の流れが良かったからだろう。
「他にも大和の打球処理、そして何でもないような桑原の守備。打撃が駄目でも、あの守備あるとセンターから外せないわよね」
「大和選手は今日もヒットを打ったよ」
「あたしが言っているのは桑原のこと。打つのが駄目で、走塁も駄目じゃあね」
「ああ、あの満塁の時の・・・・」
「何か勘違いしたのか知らないけれど、なぜあれで飛び出したのか。勝てたから良かったけれど、下手したら大チョンボよ」
次が調子の良い大和だっただけに、更なる追加点の可能性もあったのだ。
接戦だったら痛いミスとなっていただけに、注意してもらいたいというか集中してもらいたい。
打撃の調子が悪く、走塁にも影響を及ぼしているのかは分からないが。
「打線は、ホームラン4本で6得点!」
「相変わらず、ホームランでしか点が取れないことに変わりないけどね。今日だって全体見たら打っているのソトと筒香だけでつながりはなかったからね」
「もう、厳しいなぁ結乃は。4本も打ったんだから今日はいいじゃない」
「甘いわ! HR打てなかったら点が取れてなかったのよ。今日もタイムリーはゼロ!」
「HR以外は石川選手の犠牲フライだけだもんね」
「だから、雄洋は偉い!」
評価は甘いかもしれないが、石川は自分の出来ることをしている、というのがみていて分かるので嬉しい。
他の選手にも見習ってほしいが。
「ま、でも、筒香、ソトが2本ずつ。いずれも打った瞬間に分かるような当たりで気分は良かったわね!」
「筒香選手のは2本とも凄かったねー」
「あとはランナーのいるチャンスで打ってくれればね」
「やっぱり厳しい!」
「さて、これで本当に久しぶりにカード勝ち越しよ! ここから連勝といきたいわね!」
「そのためにはヤクルト戦の頭に投げる濱口投手、頑張ってほしいね」
「前回は良いピッチングしたからね。あの調子でいってほしいわ」
「相手は今シーズン3敗しているブキャナン投手だね」
「対戦防御率的にはそこまで抑え込まれているわけじゃないから、やはり濱口がいかに抑えるかね」
「バレンティン選手、山田選手が好調だしね」
「ただヤクルトもカープに大逆転負けくらって・・・・まったく何やっているのよ!?」
「ま、ま、横浜が勝つには勢い失ってくれていた方が良いということで」
「今シーズンは散々にやられているからね、やり返すわよ!」
阪神、ヤクルトに苦戦しているが、後半はどうにかしないと来シーズンにも響きそうだ。
「チームも、東、濱口と中5日で投入してきて、いよいよなりふり構わず勝ちに来た感じね」
「あと1カ月ちょっと、力を振り絞って頑張ってほしいね」
「ただし、怪我はしないようにね!」
来年以降に響いたらその方がダメージがでかい。
その辺のバランスをとりながらも全力で上に食らいつくべし!