2018年9月14日(金) vs 読売ジャイアンツ
結果:横浜4-2 巨人
敢闘選手賞:井納
「もやもやしているけれど勝ったわ!」
雨の降りしきる中での試合、途中ですっきりしないこともあり、決して後味の良い試合ではないが、勝ちは勝ちである。
「パットン投手、凄い怒っていたね」
「まあ、スイングしていても、当たったら死球になるんじゃあ、投手はたまったもんじゃないわよね」
岡本の打席のことである。
前々から思っていたが、日本の審判は基本的に当たっていたら死球をとる。
それがストライクゾーンにきていても。
「かつての小林ね。あと、横浜も嶺井があやしいことが多いけどね」
とにかく、審判の技術向上は臨むところだし、反省や分析、再発防止も考えて欲しい。
「それはそれとして、勝ったのはやっぱり先発の井納が好投したからよね」
結乃が満足そうにうなずく。
「ただ、アクシデントかわからないけれど、交代しちゃったのがね。あの調子なら完投、最低でも8回はいけそうだったのに」
「それで、中継ぎ総動員になっちゃったもんね」
三上、砂田、三嶋と、結局はみんな登板させてしまったのだ。
ただ、どこかを痛めたのなら仕方ない。悪化しないことを願うだけだ。
「でも、急遽の登板で抑えてくれた砂田、三嶋には頭が下がるわ」
「嫌な流れだったもんね」
「9回もハマスタでどうかと思ったけれど、どうしたのかしらね康晃」
「三者三振! だもんね」
まさかの好投で30セーブ、ヒロインであった。
「打線は苦手の内海から4得点!」
「光さんの先制タイムリー! イケメン!」
「イケメンはいいから」
「そして筒香選手、ソト選手の連弾! 30発コンビは強力だね」
「ソトとは無事、2年契約を結べるようで良かったわ」
「2019年は目指せ、ホームラン王!」
「今年も狙えるそうだけどね。まあ、研究もされるでしょうし、そう簡単にはいかないでしょうけど」
久しぶりに明るい話題であった。 「ロペスも単年契約の見込みよ。怪我があったけれど、放出なんてできるわけないからね!」
「問題は守備位置かな?」
梶谷が戻ってくれば、悩ましい限りであるが、それはまた先の話。
「これで3位と2.5ゲーム差!」
「3位といっても借金6なんだけどね」
「それでも、まずめざすはそこでしょう」
「ヤクルトが調子よいから、現実路線はそこね。ここにきて中日の勢いが出てきて、わからなくなってきたわね」
「連勝と行きたいところだけど」
「何せ明日は菅野! むしろ雨天中止の方が良いかも?」
「弱気だね、結乃」
「現実として打てていないからね!」
さて、二戦目はどうなるか。
ここで勝っておきたい。
横浜の先発は平良。
また中継ぎ酷使になりそうだが、残りわずか、頑張ってほしい。