2018年振り返り #62 頼れる剛腕タフネスサウスポー E.エスコバー
「剛腕、エスコバー投手!」
「そして鉄腕でもあるわね」
理衣、結乃が続けて褒める。
「2017年も良かったけれど、2018年はさらによくなったよね」
「本当、良い選手がきてくれたものよね」
エスコバーの成績は以下の通りである。
#62 E.エスコバー
当番試合 : 53
投球回数 : 53
防御率 :3.57
勝利 : 4
敗北 : 3
セーブ : 0
ホールド : 13
奪三振 : 54
「ミッシーと同様、ビハインドでも、回跨ぎでも、連投でもこなしてくれて助かったわね」
「特に、序盤は大車輪だったよね」
「外国人選手枠の兼ね合いで落とす前なんかは、かなり投げさせていたもんね」
「それでも、毎試合でも投げたいなんて言ってくれて、頼もしいよね」
「さすがに毎試合投げさせたら壊れちゃうけど・・・・」
だが、2018年のシーズン序盤は本当に安定もしており、困ったらエスコバー、という感じだった。
「契約更改されないんじゃないかって噂されたけれど、無事に2019年も契約できて一安心ね!」
「いるといないとじゃ、大違いだよね!」
何せ左腕で155kmとか連発するのだ、あまりいないタイプの投手だけに重宝する。
もちろん、速いだけでは通用しないが、スライダーが前の年よりよくなったようにも思え、だからこそというのもある。
「まだ若いから伸びしろもあるしね」
「26歳だもんね!」
「康晃と同い年とか思えない強面だけどね!」
「笑うと可愛い感じだけどね」
「あの髭面でねぇ」
落ちる球があると良いのだが、外国人投手はあまり投げないのだろう。
物凄い変化球があるわけではないので、ストレートの球速、球威がやはり重要だ。
「年間通して出られなかったのは外国人枠があるから仕方ないわよね」
「残念だよね、でもこればっかりは」
「それでも50試合以上登板しているもんね。ということで、80点です!」
「なんか、納得できる点数っぽい?」
「失礼ね、あたしの点数は常に納得できるもののはずよ!」
「えぇ~~っ・・・・」
「さて、2019年は引き続き、貴重な左の中継ぎとして砂田と共に頑張ってもらわないとね」
「頼りにしてます!」
「願わくは、長い事チームにいて欲しいわよね」
「そうそう。パッとみ怖いけれど、キャンプとかで嫌がらずにサインしてくれるしね」
「最初の声かけよね、そこさえ乗り越えれば大丈夫!」
恐らく色々な場面で登板すると思うが、頼むぜエスキー!