2019/3/2 日ハム戦 1-6で敗戦! 清宮君にも打たれちゃった!
「清宮に打たれたかー!!」
頭を抱える結乃。
「新聞に載りそうだね」
理衣は苦笑いである。
オープン戦とはいえ清宮が1号ホームランである、記事になりそうだ。
「なんだかんだで、持っているのかしらねぇ」
「スター、なんだろうね」
「とはいえ、まだまだこれからよ・・・・って、清宮トークになってどうするのよ!?」
セルフツッコミで話を切り替える結乃。
「対外戦、初敗戦ね!」
「まあ、負けることもあるよね」
「ただ、打線が完全に封じ込められちゃったわね」
それまで好調をキープしていた打線が沈黙し、1点しか奪うことが出来なかった。
「その得点も相手のエラーで、タイムリーは出ていないしね」
「全体でも3安打、だしねぇ」
打線は水物、こういう日もあると思うしかあるまい。
「そんな中でも、途中出場で柴田がヒット! 良いアピールよ!」
打数が少ないとはいえ打率10割、打撃が課題の部分もあったが、改善されてきたのか。
「ソトが二塁は、他の二遊間がだらしないからよ! 柴田も守備固めとしか考えられていなかった証拠だからね」
「とはいえ、打撃でソト選手にはかなわないだろうし」
「目指すは正遊撃手でしょう。もともと、ショートで入ったんだし」
今一つ抜け出せない柴田。そろそろどうにかしないと余裕はない。
「一方の投手陣、清宮に被弾した石田!」
「でも内容はそんなに悪くなかったみたいだけど?」
「初回はグダグダしていた感じだけどね。まー、失格というほどではないし、前回よりは良かったみたいね」
「このまま調子をあげてくれるとよいけどね」
「いつまでも援護のあとの失点を繰り返さないように!」
石田はとりあえず、ぼちぼちといったところか。
「バリオス投手が4失点だったね」
「こっちは結果がイマイチで、外国人の枠の争いから少し後退ね」
先発の頭数自体もそこそこいそうなだけに、バリオスはかなりアピールが必要な立場である。
「次の登板でどう結果を出すか、そこを見ないとね」
外国人の争いもなかなかに激しくなりそうである。
「後を継いだ砂田投手、三嶋投手は、それなりに?」
「そうね。こっちもボチボチ、状態をあげていってくれればね。2019年も頑張ってもらわないと困るし」
心配なのは前年度の疲労。
無理せずに仕上げていってほしいところ。
「3月に入ってオープン戦も本格化!」
「早く横浜でも試合が観たいよね!」
「まあ、寒いからまだ行かないけどね!」
実に素直な結乃であった。