下関の試合は中止！ 侍JAPANは今永、三上、山﨑が好投！
「あーっ、下関の試合は雨天中止になっちゃったわね！」
残念そうに唸る結乃。
「お天気には勝てないね」
理衣もちょっぴり肩を落としている。
なんといっても記念試合。オープン戦とはいえ、下関での試合を楽しみにしていたファンも大勢いたはず。
今回は残念ながら中止となってしまったが、今後もこういう風に地方などでのイベントもきちんとやって欲しい。
「特にDeNAになってから地方球場での試合がめっきり少なくなったからね」
「そういえば、どうしてだろうね」
「やっぱり興業的なものかしらねぇ････」
とはいえ、野球の裾野を広げるためには地方での試合や活動も重要だ。
「３月２１日の試合に振り替えられるらしいから、場所が横浜とはいえ、楽しみにしたいわね！」
「ということでオープン戦が中止だったので、今日の話題は侍JAPANよ！」
「メキシコ戦、今回は若い選手が中心だよね」
「ベイスターズからは今永、山﨑、そしてなぜか三上が選出されているわ！」
「なぜかって････」
「え、だって若手じゃないじゃない」
３０になろうという三上、今回の侍JAPANの中では年長になる。確かに、「なぜ？」である。
「ていうか！ そもそも投手だけベイスターズから３人って、もうちょいバランス考えてよ！」
「ま、まあ、今回はその話題じゃないから････」
１２人に投手のうち３人がベイスターズからとは、ちょっとバランス的にどうかと思うのは確かである。
「代表で試合に出ると、シーズンに影響しちゃう選手が多いのも事実だし」
「選手達は言い訳しないけど、なんかそんな感じには思っちゃうよね」
「選ばれたら気合も入れるだろうしね」
「でも、出場する以上はみっともない姿は見せないで欲しいわよね！」
「今永投手は初戦に先発して２回無失点、４奪三振！」
「復調は信じてよさそうね」
「ストレートにキレがあったね。ファウルも空振りもとれていたし」
「あのストレートでチェンジアップが良いところに決まれば振るわよね」
今永はこのままの調子でシーズン頑張ってほしい。
「三上はいつも通りだったわね！ ランナーを出したけど抑えると」
「でも、打たれたヒットもアンラッキーな部分あったし」
「１イニング３安打されて無失点とかね。危なっかしいわねぇ」
「最後を締めたのは山崎投手！ 三者凡退！」
「珍しいわね、三人で締めるなんて！」
「そこ！？」
「ストレートのキレがよかったわね。基本はストレート、ツーシームばかりに頼らないコト！」
「連続三振締め、格好良かったね！」
とりあえず三人とも無失点で一安心であった。
「残念なのは、ここに選ばれるような若手の野手がいないことね」
「そ、それはこれから････」
「投手を中心にドラフトで戦力強化してきたから仕方ないけどね。これからは野手も選ばれるくらいの選手が出て来て欲しいわよね！」
ということで終わった侍JAPANの試合。
あとはこれがシーズンに影響しないことを祈る！
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