2019/3/12 楽天戦 1-7 バリオスも炎上。先発ローテどうなる？
「バリオスも炎上したかー！」
おでこをぺしっと叩きながら言う結乃。
「厳しい結果になっちゃったね！」
理衣も目がバッテンになっている。
先発したバリオスが４回７失点と試合を作れず。
ローテーション入りも厳しくなった。
「もともと外国人枠もあるから、バリオスは厳しい状態ではあったけどね」
「他の選手も良いもんね」
「というか実質、エスコバーとバリオスの争いで、中継ぎ左腕のエスコバーの方が必要性が高いしね」
結局、他の左腕は砂田くらいという状況である。
「先発候補も他に沢山いるし、バリオスはよほどのことがなければ････というとこだったんだけど」
「だけど････その先発候補が」
言葉が弱くなる理衣。
「そう！ 東だけでなく石田が離脱、京山は炎上、阪口もまだ早いときて、候補が消えていくわ！ このままじゃあ、『そして誰もいなくなった』先発候補事件になりかねないわ！」
嘆く結乃。
「さすがに、いなくなりはしないと思うけど････」
「そして、打線も悪影響を受けたのか、わずか４安打！」
「これは････寂しいね」
打線は水物とは言うモノの、やはりちょっと情けない。
「細川が２安打とアピールしたけれど、オープン戦トータルで見たら打ってないしね」
「あとは、中井選手とソト選手が１本ずつかぁ」
「宮崎やロペスはともかく、他の野手はどんどん試合がなくなっていくわよ！」
オープン戦、最後の２試合はベストメンバーでいくとも言っており、そこまでが勝負である。
「ポジティブ要素も探そうよ！」
「････あった？」
結乃の答えに、ガクッとよろける理衣。
「あったよ、ほら国吉投手が２回４奪三振のパーフェクト！」
「国吉は････うーん、まあ、ねえ」
「なんでそんな、はっきりしない」
「ほら、期待しては裏切られてきたから、つい」
てへぺろっ、と微笑む結乃。
そう思っているファンをどうにか今季こそ裏切って欲しいものである。
「投手が打ち込まれているからね。13日はやってくれなきゃ困る濱口よ。分かっているわよね！」
「好投してー！」
ということで、2019年は先発ローテを選ぶのに困るなんて言っていたが、本当に困り始めてきた。
当初と違う意味合いで。
これ以上、悩ませないでくれ！
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