2019年4月27日 巨人戦
結果:横浜4-5巨人
敢闘選手賞:進藤
「うーん、これで残り9勝1敗でいかないといけないから、辛いわね!」
「前向きになれない!」
「何言っているのよ理衣ちゃん、タイムリーで3点も入れたのよ!」
と、結乃はことさら前向きに言っているが、2点はボーナスみたいなものだ。
「原は野上が横浜に弱いことを知らなかったのかしらね」
最後に反撃したとはいえ、これで9連敗である。
「いつになったら勝てるのかしらね!?」
「なんか吐きそう・・・・」
「進藤が良い投球を見せたとか、あるじゃない。四死球はいけないけれど」
「中継ぎ陣は頑張ったよね」
国吉、そしていまだ無失点を続ける藤岡。
中盤以降は粘った。
「それだけに、エラーでの失点がねぇ」
「大和さん、うーん」
あれがなければ、とは思うが、それもまた野球なのだ。
「とりあえず、宮崎はまじで外さないと、この試合は宮崎、チャンス潰しまくりだからね」
併殺打、進塁打もできず、最後のチャンスでも駄目だった。
「重症だね」
「変えずにいくべきなのか、変えた方が良いのか。正解はわからないけれど、少なくとも今時点で全く戦力になっていないのは間違いないからね」
2018年、孤軍奮闘してくれたことは確かだ。
だが、今は2019年なのだ。
「とりあえず、2番ソト、5番宮崎では完全に打線がぶつ切れなので、変えて欲しいのは素人目なのかしら?」
他の打者では更に得点が期待できないのだろうか。
だが、今でもソロHRでしか点が取れないのだから、これ以上悪化しようがない気もする。
「よし、また新たな打線を考えるわよ!」
「まだパターンあるの?」
1.神里(中)
2.石川(二)
3.佐野(一)
4.筒香(左)
5.ソト(三)
6.梶谷(右)
7.伊藤光(捕)
8.大和(遊)
「しかし考えようとすると本当にバランス悪いわね、左ばかりで」
だから2番ソトとかになるのだろう。
「あれ、ロペス選手は?」
「なんか今日、佐野と交代してどこか悪いかもしれないから?」
「ロペス選手がいないと、精神的にもきついよね」
艱難辛苦を乗り越えて。
その先を信じて。