2019年7月2日 阪神戦
結果:横浜3-4阪神
敢闘選手賞:なし
「アホか!」
試合を終えて一声、結乃である。
「そ、そういうのやめようよ」
「どんだけ阪神にサービスすれば気が済むのよ!?」
言いたくなるのも分かる。
「走塁ミス、守備のミス、勝てる試合を落としているわよ!」
地団太を踏んで悔しがる結乃。
「無死1,3塁で点が入らないとか、何やってんのよ!? それも相手のミスだったのに」
「点が入ると思ったのにね」
「大和にスクイズって、このところチャンスでずっと打ってきているのに、信頼していないの!?」
「作戦の一つだと思うけれど、失敗だったね」
「スクイズ成功とか、このチームであんま記憶にないわよ!」
珍しく小技をやろうとしたラミレスの策が裏目に出た。
「これでまた阪神を生き返らせたらアホよ、アホ!」
「三戦目に勝てば勝ち越しだし」
「相手はメッセンジャーよ、この試合に勝っておかないと駄目でしょうが!」
勝ちパターンを動員して負けたのは痛い。
「どう考えても3戦目はエスコバーは投げさせられないでしょ。で、先発は大貫。打線の援護しないとだけど、相手がメッセンジャーだからね。雨で中止にしましょう!」
「ネガティブだね!」
そう言いたくなるのは分かる。
週末の巨人戦を前に、勢いを失いかねない。
「もう、この試合は忘れてふて寝するわ! 負けることはそりゃああるけれど、久しぶりに気分の悪い敗戦だったわ!」
次の試合できっちり勝てれば流れも悪くならないし、勢いは継続しているといえるかもしれないが、さて?