2019年8月14日 ヤクルト戦
結果:横浜2-15ヤクルト
敢闘選手賞:なし
中継ぎが炎上し。
クローザーが炎上し。
先発が炎上した。
リードしていたのを逆転される嫌な負けが続いた中、望みを託した濱口。
ビジターでは抜群の安定度を誇っていたのだから、それも当然のことだろう。
そして。
今まで以上に悪い、初回7失点炎上!
「なんじゃこりゃーーーーー!?」
結乃が発狂した。
「してないわよっ!」
いや、していなかった。
「これまた、厳しい試合だね・・・・」
理衣が元気なく呟く。
「急遽後を継いだ齋藤はもう可哀想だったけれど、飯塚がまたさくさく4失点! 二軍に落としなさい!」
「ビハインドでも結果を残さないとねぇ」
「打線は初回に先頭の桑原が四球も、筒香が併殺。その後、7回終わるまで一人も走者なし!」
「準完全試合のノーノー間近だったね」
「唯一の案だがルーキー伊藤 裕季也のホームランだけ!」
もはや、特にいうことはない。
「もはやどうしようもないわね。この試合は打線もふるわなかったけれど、問題はピッチャーよ」
「崩れているもんね」
「状況をよくするには、最低限は勝つことだけど、出来れば先発がきっちり抑えて、勝ちパターンの投手が抑えて勝つ、そういうしっかりした試合を一つして欲しいわね」
「なんとかここを!」
ファンもきついが、選手達はもっときついだろう。
「不幸中の幸い、広島と巨人が直接対決で差はそれほど広がっていないわ。それに4連敗してもまだ貯金が5ある。余裕はないけれど、まだ巻き返せるのよ!」
「週末のカープさんとの戦いも厳しそうだけど・・・・」
「平良抹消して、誰を初戦に持ってくるのかしらね?」
先発も苦しい。
打線に何とかしてほしいが、打線も主力を欠いて厳しい。
「弱音を吐いていても何も起きないわ! 今いるメンバーでどうすれば勝てるか、勝てる可能性を高められるかを、脳みそ振り絞って考えて全力でやるしかないのよ!」
「あと一カ月半、頑張ってベイスターズ!」
試合はまだ続く。
頑張れ。
頑張れ、ベイスターズ!