2019年9月15日 中日戦
結果:横浜6-2中日
敢闘選手賞:バリオス、佐野
「山井に勝ったどーー!」
結乃が吼えた。
「苦手の山井投手に勝てたのは良かったね!」
理衣が手を叩く。
衰えがあるとはいえ苦手の山井。
今シーズンも勝利を献上しているうえにナゴヤドーム、どうなるかと思ったがきっちり打って勝ってくれた。
「宮崎選手に復帰後初ホームラン!」
「やっぱりぷーさんがいるといないとじゃ、打線の厚みが全然違うわよね」
この試合もマルチで、頼りになる所を見せてくれている。
「そしてこの試合で4番に入ったロペス選手が勝ち越しの2ランホームラン!」
「打率は低いけれど、良いところの一撃があるからロペスは外せないのよね」
一発攻勢での勝ち越し。
さらに。
「佐野選手が2本のタイムリー2ベース!」
「筒香が首痛で欠場の中、出場した佐野が活躍してくれて良かったわー。うん、よくやったわ!」
「この試合では猛打賞! 打撃が今シーズンは本当に良いよね」
他にも、柴田がタイムリー含むマルチ。
中井、伊藤、桑原もとりあえず1本、打ってくれている。
「打線は少し調子が戻ったのかな?」
「まあ、比較的打ちやすい投手が出て来たのかもしれないけれど、上向いてきた感はあるわね」
「打線の援護も受けて、バリオス投手が今季初勝利!」
「初回はどうなるかと思ったけれど、光がうまくリードしてくれたのかしらね。5回2失点なら上出来よ」
誰もが心配したであろうバリオスだったが、役割は果たしてくれた。
「まあ、やっぱり5回で降りたから、三嶋、エスコバー、康晃が連投になったけどね」
「どうしてもこの3人になっちゃうよね」
点差も大きくなかったし、致し方ないところではあるが。
「そして次の試合は今永・・・・じゃなくて、石田ぁ!?」
「これは、どういうことかな?」
「石田もヤクルト戦でリリーフで投げたんだけど・・・・ブルペンデーにするつもりかしらね?」
中5日で今永の投入かと思いきや、ラミレスは方向を切り替えたようだ。
「無理して巨人を追うというよりは、2位に照準を絞ったのかしらね。勝てて1位を狙える状況になればラッキーってとこかしら?」
週明け、広島との直接対決に今永をぶつけるということだろう。
「これがまた、吉と出るか凶と出るか、ね」
「先発投手が足りないのも確かだもんねぇ」
「また中継ぎ陣の登板が必要だけど、さすがに三嶋は無理だろうから、国吉とかに頑張ってもらわないと」
出来ればエスコバーも登板させたくない。
「相手の先発は2年目の山本。よく初勝利とか献上する横浜だけど、そういうのいらないからね!」
「打線の援護で、勝ちパターン温存できますように!」
「それが最上だけど、とにかく勝利を!」
一つでも勝利を積み重ねていきたい。
頼むぞ石田。
頼むよ打線!