「女の敵ぃ! 以上!」
結乃が一言のもとにきって終える。
「うぅ・・・・擁護できない」
理衣も目をそらしてしまう。
戦力外通告を受けたのも致し方なし。
「二年目のシーズン終わり、細川とともにお立ち台にあがったときは、将来が楽しみだったのにね」
「右のエースに、京山投手や阪口投手と切磋琢磨して、って思ったのにね」
多くのファンが、新たなヒーローを喜んだはず。
それが、わずか数年でこの状況である。
「もはや、あれじゃあ精神的にというか、性格的にというか、問題があったと思っちゃうわよね」
「さすがに、うん、ねぇ・・・・」
願わくは、犯罪を犯していないことを願う。
が、なんか訴えられていたような。
更生してくれることを願うしかない。
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