2019年振り返り #00 めざせスピードスター 宮本 秀明
「これから、2019年の選手個人ごとの振り返りをするわよ!」
日本シリーズも終わったし、振り返りには丁度良いと結乃は言う。
「たくさんいるから大変!」
「でもこれやると、記事を欠けさせずにすむから・・・・」
「裏事情はおいておいて! 背番号順だね!」
「ということでトップバッターは背番号00からよ!」
「宮本選手だね!」
#00 宮本 秀明
出場試合 : 86
打数 : 285
打率 :.232
安打数 : 66
HR : 7
打点 : 27
盗塁 : 6
「これは2軍の成績ね!」
「2019年は1軍の出場は1試合のみ、それも代走のみで打席はなかったからね」
「ルーキーの年と比べると寂しいわね!」
「2018年は、代走とか、スタメン出場もあったもんね」
「なので、まあドラフト下位の2年目ということも踏まえて30点ね!」
「厳しい点数だけど、仕方ないかもね・・・・」
「求められるのはまず足のスペシャリスト! という点でも、二軍でもこの成績は寂しいわね」
「塁に出られないと厳しいね」
「代走だけで満足するなら別だけど・・・・」
本人もそれで良いと思ってはいないだろう。
「ちょっと三振が多すぎるわよね」
「えーと二軍で99! 確かに!」
「細川よりずっと多いからね!」
「ちなみに細川選手は73試合で75三振でした」
「ドラフト指名も下位だし、2020年が勝負の分かれ目になるかもよ!」
「そのために重要なことは?」
「やっぱり足、走塁、盗塁技術でしょ。幸いというか、ラミレスが走塁改革を打ち出したからね、そこを前面に押し出して、まずは代走として自分の価値を高めることが重要じゃない?」
「そこで認められてから、少しずつ打撃のチャンスももらえたらって感じだよね」
いきなり高望みができるわけでもない。
長所を磨き、そこで生きる道を模索するのが良いのではないか。
「何せ激戦の外野にコンバートされたからねぇ」
「二塁の方がチャンスがあったんじゃないのかなぁ」
「内外野を守れて足のあるユーティリティを目指せると良いかもね」
「意外とパンチ力もあるしね」
ルーキーの2018年には2試合連発なんてことも見せてくれた。
「足で魅せられる選手になる可能性があるからね、期待はしたいのよ!」
「目指せ、スピードスター!」