2019年振り返り #35 怪我で無念のブルペンリーダー 三上朋也
「やっぱり登板過多がたたったのかしらね」
「三上投手、二年目以外はコンスタントに60試合くらい登板しているもんね」
2019年、シーズンの殆どを肘の故障で棒に振ってしまった三上。
成績は語るまでもないが以下の通りである。
#35 三上 朋也
当番試合 : 6
投球回数 : 4 2/3
防御率 :5.79
勝利 : 0
敗北 : 1
セーブ : 0
ホールド : 1
奪三振 : 5
「まー、怪我だからこの数字も致し方なしだけど」
「やっぱり寂し過ぎるよね!」
ルーキーの時からブルペンを支えてくれていた三上。
2019年は休んで、しっかり治して、2020年に復活してくれたらと思う。
「三上の場合、ブルペンの中では年齢も上になるし、性格的にもまとめていってほしいからね」
「精神的な支柱ってやつだね」
「打たれても気にしないのが良いわよね、中継ぎとしたら」
もちろん、打たれて良いと思っているわけではなかろうが、引きずらないのがよい。
それは、投げている最中もそうである。
「だからこそ、打たれても抑えられているのかもしれないわよね」
「打たれているって・・・・」
「実際にWHIPは2016、17、18と年々悪くなっていっているのよ」
「あ、本当だ」
この辺はデータからも顕著である。
「肘を手術して、どういうピッチングスタイルになるかね」
「ルーキーの時みたいにサイドスローで揺れる直球主体では投げないのかな」
「あの時が一番、打たれる気がしなかったもんね。ただ、肘への負担が大きかったのかもしれないわよね。そういうのの積み重ねもあったのかも」
今ではスリークォーターが殆どだろうか。
「なんだかんだ、やっぱり年間60試合を投げてくれる投手がいないってのはきつかったわね」
「疲れをとるためと思って、また2020年に頑張ってください!」
「2019年は点数でいえば5点くらいだけど、今までの功績がなくなるわけじゃないから」
ひょうひょうとテンポよくなげ、あっという間に打ち取るか、あっという間に四球を出すなり打たれるなりするか。
あのテンポの良さはベイスターズの投手の中でもかなり異彩ではなかろうか。
「健二朗と共に、復活を!」