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2020年ベイスターズの歩み ベイスターズ

ひろかずコールが楽しみだった、加藤博一

更新日:

 

緊急事態宣言したなら、中途はんぱせずに休業させなさいよ!

連日のように緊急宣言に関する発言をする結乃。
「あまりここで政治的なことは言わない方が良いんじゃないかなぁ」
理衣もやんわりと止めようとする。

「個人的な感想だから政治的発言じゃないわよ。外出するな、店は開けろって矛盾しているの明らかだしね」
「ううん」
「理衣ちゃんが困っているので話題を変えましょう!」
「そうそう、野球の話で」
「今回は流れを重視! 加藤博一!
「スーパーカーの2人目!」

 

■横浜大洋ホエールズ (1983 - 1990)
■通算 2321打数 628安打  打率.271

 

「加藤選手といえば、”ひろかずコール”だね!」
「大声で、ね」
球場一体となってのコールは楽しかった。
当時は満員になるほどの人気球団ではなかったが、それでもひろかずコールは人気の証。
加藤も、コールが3回されてからバッターボックスに入るくらい、分かっていたのだ。

「スーパーカートリオとしての活躍はもちろんだけど、ひょうきんなキャラクターが人気だったのよね!」
「ものまねとかだっけ」
「芸人みたいな感じだったわよね。本人も、いじられるのとか好きだったのかしらね」

「スーパーカートリオのイメージが強いから横浜汚印象が強いけど、実際はプロ生活の半分くらいなんだね」
「もとは阪神で、トレードでの獲得だからね」
「それでも、あれだけ愛される選手だったもんね」
「本当、むしろ大洋のイメージしかないわ」
「それは、単に阪神時代を知らないだけでしょう」

「楽しいキャラクターだけに、早くに亡くなられたのが残念だわ」
「そうだよね、まだ60歳にもなっていなかったもんね」
「あの『鎌田行進曲』をもっと聞きたかったわ」
「それは現役時代では・・・・」

明るいキャラクターで人気を博し、ファンを喜ばせてくれた選手。

記録よりも、強烈に記憶に残っている選手であった。

 

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