「GWが本格的に始まった初日! 特にすることがないわ!」
と、胸を張って結乃が言う。
「外出もできないしね、家で読書でもしようか」
理衣は文庫本を手にしながら言う。
「例年なら連休は1試合か2試合は球場に行っていたものね」
「こんなに天気も良いのに、残念だね」
関東も夏日になろうかという暑さ。
野球観戦には良い気候であろう(ちょっと暑いか)
「こういうときは野球のことを思い浮かべるのよ!」
松井秀喜氏を苦笑させた「横浜のマシンガン打線による12-13x大逆転劇」松井秀喜氏を苦笑させた「横浜のマシンガン打線による12-13x大逆転劇」
「これは、優勝した年の話になると良く出てくる試合だね」
「もののけの試合ね!」
「その言い方は誤解があると思うけれど」
この記事は、巨人の松井選手の目線も入って語られており、少し珍しいタイプかもしれない。
「まー、戦っている選手としてみれば、終わったら苦笑するしかないのかもしれないわね」
「みているファンとしても信じられなかったしね」
「この年のノーサインは有名だったけれど、本当にノーサインだったことが記事でも証明されたわね」
「凄いよね・・・・」
本当に、それしか言いようがないようなチームであった。
「それでも130試合というシーズンを戦い抜いての優勝なんだから、『勢いだけ』なんて言う人は単なる負け惜しみとしか思わないからね!」
「130試合も勢いがあったら、それはもう実力といって良いんじゃ?」
「そういうこと!」
「あと何かネタがないかと思っていたら、我らが武藤の話題があったわよ!」
「おー、武藤さん!」
DeNA・武藤「戸柱と同じタイミングで…」柔軟性UPへヨガ挑戦DeNA・武藤「戸柱と同じタイミングで…」柔軟性UPへヨガ挑戦
「武藤、体が硬そうだもんね!」
「イメージだけでそんなこと言っちゃあ」
「ということは、理衣ちゃんもそういうイメージを持っているってことでしょ!?」
「しまった!」
さて、真相はいかに?