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2020年ベイスターズの歩み ベイスターズ

過密日程なら例年以上に選手起用が重要なシーズンに

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「さ、開幕日決定も近い感じね!
結乃が張りのある声で言った。
「緊急事態宣言も解除されそうだしね」
理衣も元気よく追随する。

多くの都道府県で緊急事態宣言が解除され、少しずつ以前の状態に戻ろうとしている。
プロ野球も、このままいけば6/19に開幕出来そうな感じになってきた。

「そうなると問題は、過密日程よね!」
「交流戦もオールスターもないから、休養日が少なくなるよね、きっと」
「予備日は設けるでしょうけれど、とはいえ、よね」
「選手への負担が大きくなりそうだね」
「そこをどうケアするかが一つ、勝負の分かれ目かもしれないわね」

試合数が少なくなり、さらに日程は過密。
例年のシーズンと比べても、出遅れた時のリカバリーが厳しくなりそうだ。

「課題はやっぱり投手陣よね。先発もそうだし、それ以上に中継ぎ陣の登板が増えそう
登板数だけじゃなく、登板間隔もだよね」
「どんどん入れ替えをして、とも思うけれど、それだけ信頼できる中継ぎが沢山いるかにもよるからね」
「野手の交代も重要になりそうだよね」

この辺は監督、コーチらの腕の見せ所になるか。

「さらにCSがなくなれば、もう上位チームにくらいついていかないとダメだからね」
CS狙いとかはできなくなるもんね」
「首位チームが強くて独走するとCSなしのペナントレースがつまならくなるけれど、1位だけを狙う熱さは戻ってくるかもね」
「まだ確定していないけれど、CSが導入されてからのペナントとは異なってくるのは間違いないわ

首位チームにエースをぶつけるのを回避、なんてこともなくなるはず。
首位争いが混とんとすれば面白いが、それでも下位チームは出来る。
その下位チームの選手やファンは、どうしても消化試合感を免れなくなる。

さて、どうなるか。

 

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