2020年7月18日 巨人戦
結果:横浜2-4巨人
敢闘選手賞:-
「やる気あんのか!」
帽子を投げ捨てる結乃。
理衣は無言である。
「8回まで1安打って、無気力打線か!」
「で、でも、最後に一応」
「あんなの、相手が疲れて球威が落ちただけじゃない。追いつかない程度の反撃よ!」
最後に2点は取ったが、切り捨てる。
「最後も2死満塁で三球三振の桑原! はぁ!?」
「い、いや、それも仕方ないことで」
「前の中井が粘って四球を選んだだけに、その対比がね」
「期待したんだけどねー、でもあの打席、打てる球はなかったでしょ」
「せめてファウルで粘れたら、もう!」
「その前に、佐野選手、宮崎選手で打てなかったからねぇ。。。」
無死1,2塁で4番、5番が何もできなかった時点で駄目だったのかもしれない。
「それにしても無残な4連敗ね。どこまで伸びるかしらね?」
「またそういうネガティブなことを」
「だって勝てる要素がないじゃない。打てない、守れない」
「そ、そこは抜けたんじゃない? ほら、タイムリー出たし」
「だから、相手投手が疲れただけでしょ」
「あうー」
「今永も踏ん張れない、これで平良で負けたらどこまで続くかしらねぇ」
「だから、そういうことはぁ」
「平良だって0点に抑えなければ勝てないわけでしょ」
「いや、そんなことは」
「しかも3戦目はこの前完全に抑えられた桜井でしょ。今村、サンチェスが打てなくて桜井が打てるとでも? はぁ」
「ああ、ネガティブスパイラル!」
気合の入った選手、流れを変えられそうな選手もいない。
さて、どうなるやら。