2020年8月14日 ヤクルト戦
結果:横浜6-2ヤクルト
敢闘選手賞:大貫、神里
「やっぱり四死球はいかんわよね」
勝利したのに、なぜか重々しく言う結乃。
「守っている方もどうしようもないもんね」
理衣も頷く。
「なんといっても7回、5つも死四球もらって、1安打で4得点だからね」
「いやー、野球って怖いね」
「普段、ベイスターズが相手にしているようなことをしてもらったから驚いたわ」
「いや、さすがにそんなにしていないでしょ、横浜も」
とはいえ、トータル7安打で6点というのは、珍しく効率が良かった。
というか相手の自滅だが。
「まあ、内容はともかく、連敗していたからね、勝てて良かったわ」
「立役者はまず大貫投手! これで5連勝!」
「本当は6回を投げ切って欲しかったけれど、1点差だったし、相手は今日打たれている村上だったからね」
「ウイング席に飛び込むホームランはえぐかったね」
「でも、そこでも信頼して続投させてもらえるような投手を目指して欲しいわね!」
「そうだね、でも、それもあと少しでしょうきっと!」
QSならずとも、1失点で勝利投手に違いはない。
「打線では神里が4出塁して仕事をしたわね」
「やっぱり1番が出塁すると得点もあがるよね」
「梶谷とオースティンが怪我してチャンスだけに、神里もアピールが凄いわね」
「打ちまくっているよね」
「あとは、打てなくなった時にどうなるか、よね」
波が大きすぎるのが、昨年だった。
さて、今年はどうなるか。
「6点とったけれど、最初に言ったように4点は貰ったようなものだからね」
「ロペス選手、ソト選手もまだ本調子じゃない感じだしね」
「宮崎が出場できてよかったのと、佐野が好調キープなのが幸いね」
「本当に、宮崎選手はよかったよね!」
宮崎は無事に出場出来た。
一方でロペス、ソトは早い段階で交代した。
なかなか心配である。
「嘆いていても仕方ない、いる選手で頑張るのよ!」
「そうだね、中井選手も今日は打てなかったけれど、守備で助けてくれたしね」
「柴田もそうだし、やっぱり守備は大事よね」
「山崎投手を助けたね」
「というか康晃・・・・」
良い投球を見せる時もあるが、この試合もイマイチだった。
まだまだ守護神復帰は遠そうである。
「さ、これから今永、平良だし、調子の悪いヤクルト相手に勝ちたいわね!」
「巨人さんも復調したみたいだし」
「現状、頼りになる3枚が週末に集中しちゃったわね。その分、週初めのカードの先発が不安だけど」
「勝てる時に勝っちゃいましょう!」
とはいっても油断できるわけでもない。
一つ一つ、進んでいきましょう。