2020年9月15日 ヤクルト戦
結果:横浜8-3ヤクルト
敢闘選手賞:ソト
「よし、9連戦は白星スタート!」
結乃が力強い声で言う。
「出だしは良い感じだね!」
理衣も気張っている。
「でも、巨人も負けねーなー!!」
「強いね!」
まあ、巨人のことは置いておいて。
「まずは坂本、2勝目おめでとうと言っておくわ」
「初登板以来の勝利だね!」
「ルーキーだしこれから色々経験すればだけど、投手にストレートの四球で、そのあとタイムリーとかダメな流れよ!」
「でもでも、その後を抑えたからね」
「いやそうだけど、なんであそこで、ってね」
というのは2回のこと。
先頭2ベースのあと、2死までとって8番を申告敬遠して無失点を狙ったのに。
打たれるどころかストライクが入らないという。
「まー以降は良い感じに抑えてくれたけれど、欲を言えば6回を投げ切って欲しかったわね」
「次回への課題ということで」
「連戦の頭だから長いイニングを投げられる先発が良いんだけどねー」
「打線が点を取って石田投手、三嶋投手は温存できたからいいじゃない」
「打線は序盤から坂本をよく援護してくれたわね」
「特にソト選手は先制2ランに、さらに同点のあとの勝ち越しタイムリーと3打点!」
「梶谷も3安打2得点と、先頭の役割を果たしたしね」
「中盤には大和選手の犠飛、宮崎選手のHR!」
「大和の自打球が心配だけれどね」
「い、痛そうだったね。でも、執念の犠牲フライ!」
「後半は柴田が満塁から走者一掃の2ベース!」
「これで勝ちパを温存できたもんね、大きい一打!」
「柴田も打撃の調子が落ちていたけれど、またあげてきた感じね」
昨季も、シーズン後半は打撃好調だった。
ここからに期待したい。
「快勝だったけれど、やっぱ打順よね。2番オースティン、6番戸柱は機能していないからね」
「本当に2番が難しいね」
「今だと、打撃好調で粘れてもいる倉本、とかかしらね・・・・」
「それか柴田選手、とかかなぁ」
いずれにしても、オースティン2番は今のところはまっていない。
怪我の影響もまだあるだろう。
「とにかく一つ一つ勝つのみ! 2戦目は上茶谷、先輩の意地で完投してみせなさい!」
「完投までいかなくても7回くらい投げてくれたら、だね」
「相手はNPB復帰登板の歳内! また、勝利プレゼントとかやめてよね!」
連勝しよう!