2020年9月17日 ヤクルト戦
結果:横浜0-9ヤクルト
敢闘選手賞:-
「やる気あるのか!」
結乃が吐き捨てるように言う。
「やる気はあっても、結果が出ないこともあるよ」
慰めるように理衣が言う。
完敗となった一戦。
あまり言うべきこともないか。
「まあ、言うとしたら2番オースティンは全く機能していないのに意地でも続けるのね」
「この日も無安打だったね」
「というか、復帰戦のホームラン以降はノーヒットでしょう? これもう調整不足でぶっつけ本番ってことでしょ」
「まあ、チームとしてもそれくらい切羽詰まっていたってことで・・・・」
「いやいや、だからって! これもうスタメン外す勢いじゃない?」
下位打線で楽に打たせていたらどうなっていたか。
あるいはもっと二軍で調整させてから上げるべきだったか。
「そしてこの日も8番投手! たまたまヒット打ったけれど、その後の無視1,2塁から1-3番が凡退!」
「あそこで点が入っていれば展開も違ったかもだけどね」
「全くつながらない、というか上位打線がノーヒットじゃあね」
「厳しい連敗!」
「ピープルズはまあこんなもんよね。ちょっと崩れるのが早かったけれど」
「後続も点を取られちゃったしね」
「ていうか、康晃を敗戦処理で使う位なら2軍で調整させて若い投手を上げて投げさせなさいよ!」
「本当に、ずっと一軍で今のように投げさせるのかな?」
今季の出来で勝ちパターンで投げさせられないのは当然だろう。
しかし、だからといって5年間守護神を務めた投手を簡単に敗戦処理で使うのは良いことなのか?
復活する目途があるなら良いが、それでもうどれだけ時間が過ぎたというのか。
「武藤の4失点はもう、この試合状況じゃなるべくしてなった感じね」
「良いところ探しも難しい試合だったね」
「そうね、代打で蛯名がヒットを打ったくらいかしらね」
「積み重ねて欲しいね!」
さて、この状況で巨人戦だからどうというのもないのだが。
前回の3タテ、またその前の横浜スタジアムで3タテをくらった悔しさを返して欲しい。
対戦成績も圧倒的に負けており、少しでも意地を見せて欲しい。
そのためには、勝つための最善の起用、采配をして欲しいのだが。
いや、現場は現場できっと勝つための最善の策をとっての今だと信じたいのだが。