2020年9月26日 広島戦
結果:横浜3-5広島
敢闘選手賞:濱口、宮崎、ロペス
「やー、もやもやしつつも勝利ね」
結乃がもやっとした感じで喜びを表現した。
「素直に喜ぼうよー」
理衣は素直に喜んでいる。
「ようやく濱口が6回を投げ切って勝利投手になったわね」
「良かったよね、これからどんどん勝ってほしいね」
「もう残り試合少ないけどね。この試合も初回を見た時はどうなるかと思ったけどね」
「いきなり連打であっという間に2失点だもんね」
「表の攻撃では走塁死もあって、こらこの試合もダメかー、なんて思いが過ったことは事実よ」
「それでも2回以降は三者凡退を重ねていったね!」
「与四球が1つだったからね、濱口らしくなく」
「打たせて取る投球だったね」
「後続の投手も危なげなく、投手陣は良かったわ」
「打撃の方も、宮崎選手、ロペス選手が4安打!」
「宮崎は最後に2ベース出ればサイクルと、なんとも珍しい3塁打を打っていたんだけどね、残念」
「それでもヒットを打つのはさすがだよね」
宮崎からしてみたら、もしかしたら今後ないかもしれないサイクルのチャンスだったが仕方ない。
「まー宮崎的には2回に追撃のソロHR、それも含めて3得点と、この日はチャンスメーカーだったわね」
「それも、後ろのロペス選手が4安打で繋がったからね」
「んー、でも全体としては15安打で5得点と拙攻、残塁祭りだったわけで、手放しでは喜べないわ」
もやもやしているのは、そういうところである。
相変わらず、ここぞというところで打てない。
「ソトと佐野が5-0だったから、繋がらないのも仕方ないといえば仕方ないのか・・・・」
「佐野選手、珍しいね」
「打率も3割5分をきっちゃったしね!」
「充分に凄いけど!」
「さ、これから連勝するわよ! 大貫、頼むわよ」
「安定感を発揮してください!」
「打線は効率よく・・・は無理だろうから、下手な鉄砲もでいくしかないか」
「言い方!」