2020年9月28日 広島戦
結果:横浜0-4広島
敢闘選手賞:-
「言うべきことがない!」
試合を見届けて結乃の一言。
「いや、何か探そう!」
慌てて理衣が言うが。
九里に完封を許しての敗戦。
何を言うことがあろうか。
「とりあえず冷静に振り返ってみると、京山は5回3失点と想定内に収めてくれたわね」
「まずはきっちり5回を投げ切ってくれて、結果としては悪く無かったよね」
「そうね。ただまあ、欲を言うならランナーを出した時の投球ね。ランナーを出してもホームに返さない投球ができるとよいけど」
「それはこれからの課題ということで」
そう、京山なら5回3失点は御の字。
5回5失点くらいだって想定していたのだから。
想定外は、九里を打てなかったこと。
ここまで九里は打っていたのだが、この試合は7安打で完封負け。
「7安打も、連打や1イニング2本はなかったしね」
「唯一のチャンス、3回に四球とヒットで無死1,2塁! しかも打順は先頭に!」
「ところが梶谷三振、ソト併殺と最悪の結果に。ここから先はさっぱりだったわね」
「うーん、でもほら、相手投手が良ければ打てないのは、ね」
「まあ、そうなんだけど・・・・」
最終回も、先頭打者が2塁打を放ったが、それだけ。
せめて1点取ろうとか、そういう攻撃も見られなかった。
「そしてまたしても失点する康晃」
「ううう、厳しいね」
「だから、二軍で調整させない意味が分からない! 敗戦処理で晒すのが調整なの!?」
「どうするのが本人に良いんだろうね」
もう優勝の芽もほぼ0なわけで、休ませればよいと思うのだが。
5年間の疲労もあろう。
別に、それで山崎を責める者はおるまい。
ビハインドのイニング稼ぎなら、若手に経験を積ませてほしい。
ホント、何なの!?
と、言いたくなっちゃうよ。