2020年10月15日 ヤクルト戦
結果:横浜3-4ヤクルト
敢闘選手賞:-
「なんで打てないかなー」
結乃が首を傾げながら言う。
「吉田投手には毎回、好投されているイメージだね」
理衣も不完全燃焼な感じだ。
大量得点で連勝したあと、1点差で負ける。
らしい試合であった。
「4安打で3点と、効率はよく見えるけれどね」
「ホームランも2本出たしね」
「ただ、それがやっぱりソロだからね。どちらか一本でもランナーがいればねぇ」
「ちょっと、チャンスがなかったね」
「そうなんだけど、どうして吉田が打てないのか。別に悪い投手というつもりはないけれど、横浜以外のチームから勝っていないのにね」
「まあ、それはたまたまじゃない?」
チャンスは8回、梶谷のタイムリーで1点差に迫り、尚1死2塁。
しかしソト、オースティンが三振に倒れてジ・エンド。
「投手陣は最低限、踏ん張ったけれどね」
「4失点だしね」
「8回裏、平田が1死満塁のピンチで登板して連続三振を奪ったときは、コレは! と思ったけれどね」
「逆転すれば平田投手に勝利がついたのにね」
「勝ち運のない平田じゃあダメだったわね」
「平田投手のせいにしないように!」
「あとは復帰登板した平良が2回で降板とか、なんだったのかしら」
「でも2軍では7回とか投げていたよね」
「ちょっとよくわからないわね。無理をしているならさっさと落として、今季はもういいわよ」
「言い方がなんか冷たいね」
「壊れちゃったら意味ないからね!」
事実は分からないが、3失点したとはいえ失策絡み。
球数も40球で交代させるほどではない。
3回の表に打席に立っていることもある。
「本当に分からないわ、何かあれば情報を待つ!」
「この後の動きに注目かな」
そして金曜からは巨人3連戦。
天気が心配だが、試合開催するなら意地を見せて欲しい。