2020年11月5日 中日戦
結果:横浜0-2中日
敢闘選手賞:平良
「タイトル通りよ!」
吐き捨てるように結乃が言う。
「・・・・」
理衣は言葉もない。
- ナゴヤドームで11連敗
- 3カード連続で3タテをくらい
- 大野雄大からは25イニング無得点
情けないが、これが残酷な事実である。
ラミレス監督が創り上げてきた野球のなれの果てがコレとは。
「仕方ないとか、相手がよかったとか言っている場合じゃないわよ!」
「これは本当に、事実、情けないよねぇ」
「ただ打者を並べて、ファーストストライクを打て、だけじゃどうしようもないのよ! まあ、選手の力不足もあるのかもしれないけれど、責任は上位者が負うべきよね」
「悲しいね・・・・」
「平良が2失点の好投しても無意味!」
「本当、どれだけ好投しても打ってくれないとね・・・・」
「むしろ、よく同じチーム、同じ球場で同じような負けを繰り返せるわよね!」
こんなチーム、あるか?
これでBクラス確定。
どころか本当に5位もありえるぞ。
「まあ、ポジティブに考えましょう」
「どんな?」
「新監督も、前が悪い方が気楽でしょ。前年5位! ナゴド11連敗! から始まるわけだから!」
「それがポジティブ!?」
「そうでも考えないと、やってられるか!!」
「うわーん!」
泣きたいわ本当に!
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