結果:横浜2-4巨人
敢闘選手賞:オースティン
「あー、腹立つわ!」
キレる結乃。
「悔しいね」
肩を落とす理衣。
最終回に三嶋が二者連発HRを浴びて敗戦。
これで巨人戦は5連敗、7戦勝利なしになった。
「やるきあんのか打線は!」
「オースティン選手一人、気を吐いていた感じだね」
「チャンスになるとみんな打てない状況に変わったわね」
「チャンスはあったんだけどね」
特に牧が落ちている。
打順を落とすのもアリではなかろうか。
「ソトが調子をあげているから5番にすれば? あと打てない2番をどうにかしないとね」
「この日は桑原選手が3出塁したから良かったけれどね」
「ああもう、腹立つわ!」
「2回目です」
いやでもホントにそうですよ。
「大貫は今回はなんとか持ち直したわね」
「6回2失点だったしね」
「そのままエスキー、康晃、三嶋と勝ちパ投入して負けるとかホント最悪だわ」
「週初めだしね」
「あーもう、絶対に残り2戦、勝つ!」
「やり返さないと!」
「やられっぱなしでいいの、アンタ達!」
「いいわけがない!」
もちろん、チームとしての差はあるだろうが、それを言い訳にしてはいけない。
差があるなら、どうすれば埋めて勝つことができるか考えて戦うしかないのだ。
ただ漫然と戦っていても、たまたま勝つくらいしかない。
「濱口、やり返しなさいよ!」
「開幕戦のリベンジを」
「というか、ここで勝たないと3戦目が中川とか・・・」
「まずは目の前の試合を!」
とにかく、一つ。