2021年振り返り #49 厳しい時期と条件で活躍は難しかったか K.シャッケルフォード
「OH! ケビンNe!」
なぜか似非外国人ぽい発音をする結乃。
「なかなか厳しい年に来日しちゃったね!」
ちょっと同情的な理衣。
#49 K.シャッケルフォード
登板試合 : 32
投球回数 : 31 1/3
防御率 :5.17
勝利 : 1
敗北 : 0
セーブ : 1
ホールド : 4
奪三振 : 34
「故障からの復活ということで育成枠からのスタートだったわけだけど」
「本来ならキャンプ、オープン戦で見極めるところ、入国できなくてそれができなかったもんね」
「球団としてもずっと育成にってわけにもいかないでしょうし、一応、見極めたうえでの支配下登録とは思うけれど、きついわよね」
「ちょっと申し訳ないところ、あったよね」
日本の野球に慣れる時間もなく支配下登録されて一軍登板。
それがプロといわれればそれまでだが、やはり他の選手と比べても準備期間は少なかっただろう。
「もちろん、一軍で通用するだけのものは持っているとは思うけれどね」
「好投してくれるときもあったしね」
「ただ安定感、というところはどうしても足りなかったわね」
「なんとも評価に困る感じだね」
数字だけを見れば物足りない。
それでもコロナ禍の中でチームのために精一杯やってくれたとは思う。
「家族とも会えない精神的な辛さも吐露していたしね」
「来日一年目だもんね」
「成績も思うように上がらない、異国の地での一年目での仕事、自由に外にも出られず家族もいなくて、じゃあキッツイわよね」
「どうしても同情的になっちゃうね」
プロなんだから、の一言で片づけるのは簡単だが、その前に一人の人間であるわけで。
「契約は終わったけれど、それでもチームの勝利のために投げてくれたからね!」
「セーブも1つあげたしね」
「しかもその試合、あたし達は現地観戦したしね!」
「あの、雨で何回も中断になった神宮での試合だよね。。。大変だったね」
また、新たな地での活躍を願います。