2021年振り返り #62 なんだかんだ60超登板!まだまだ頼むよ E.エスコバー
「みんな大好きエスコバー!」
結乃が声を張り上げる。
「2021年も頑張ってくれました!」
お辞儀をする理衣。
#62 E.エスコバー
登板試合 : 61
投球回数 : 58 2/3
防御率 :3.38
勝利 : 4
敗北 : 4
セーブ : 1
ホールド : 32
奪三振 : 50
「入国が遅れたにも関わらず、60試合超の登板でチーム最多!?」
「本当によく登板するよね」
「投げさせすぎでしょう」
「毎年のことだけどね・・・」
これで4年連続50試合超の登板。
タフネスさには本当に頭が下がる。
「とにかく登板数だけで85点はあげられるわね!」
「90点はいかないの?」
「エスキーはハードルが高くなっているからねぇ・・・あとはちょいちょい、痛いところで打たれてもいるというか」
「厳しいね!」
とはいえ、キャンプも経ず、調整もどうだったのかという中でこの成績で、文句など言いようがない。
「まー気になるのは三振が減ったことね」
「うーん、確かに、イニング数より少ないね」
「なんだかんだと、慣れられてきたか? というところはあるかもしれないわね」
「左腕であれだけ速くてもなんだね」
「今季も当然ながら期待するわよ!」
「いてくれると本当に心強いね!」
「どんな場面でもいってくれるし、連投も大丈夫だし」
「うーん、でもでもケアはきちんとしないと」
「今まで大丈夫でも、ずっと大丈夫とは限らないからね、大事に起用して欲しいわ」
2022年は延長12回に戻る。
中継ぎ陣をいかに起用するか、疲労させすぎないか、は重要であろう。
もちろんそれは、先発陣が頑張ってくれないと、というところではあるのだが。
「新たに2年契約だし、またよろしくね、エスキー!」
「やっぱり頼りにしちゃいます!」