2022年4月30日 ヤクルト戦
結果:横浜0-2ヤクルト
敢闘選手賞:上茶谷
「また完封負け!」
結乃が叫ぶ。
「うぅん、本当に打線が・・・」
理衣も続く言葉がない。
雨天中止を挟んだけれど、打線は改善されなかった。
「打順はあたしが考えた通りになっていたから文句は言えない・・・」
「2番に入った楠本選手が3打席出塁したんだけどね」
「この日はチャンス(4、6回)でソトが打てなかったのが全てかしらね」
「確かにねぇ」
安打数でいえばヤクルトの方が少ない5安打。
しかしその安打が同じ回に複数本出て、ランナーいるところできっちりタイムリーを打った。
ベイスターズはランナーのいるチャンスでヒットがでなかった。
その差か。
「あとは7回よね。大和、代打の戸柱がヒットで出塁したのに、そのあとが続かず」
「どうしたもんだろうね」
「ヒットが打てなくても点を取れるように、とはいうけれど、その起点としてランナーがね」
「5回も、先頭の大和選手が出塁したあと、柴田選手の時に三振ゲッツーだしね」
「そのあとに山本の二塁打が出たりしてね。てか、柴田はまだ無安打、宮崎の穴が痛すぎる・・・」
「上茶谷投手は頑張ったんだけどね」
「6回2失点じゃ責められないわよね。ヤクルト戦は本当に好投するわね」
「その試合で勝てなかったのは辛いね」
「気が付けば阪神が5連勝して3ゲーム差だしね」
これだけ打線が点を取れないとどうしようもない。
「といって、かわりに誰を入れるんだ、って話にもなるしねぇ」
「借金5、このラインで踏みとどまっておかないと、オールスターまで5割キープってところも厳しくなってくるしね」
「打線は宮崎が、投手陣は今永、濱口、石田が戻るまでチームとして踏ん張らないとね」
厳しい状況。
さて、どうする?