2022年5月3日 中日
結果:横浜3-7中日
敢闘選手賞:-
「はい、負け負け!」
吐き捨てるように結乃が言う。
「うぅん、またまた厳しい負け方だね」
理衣も肩を落とす。
なんとも酷い敗戦であった。
「先制したところまではよかったんだけどね」
「2回、ソト選手と嶺井選手のタイムリーで幸先よく2点を先制!」
「タイムリーも久しぶりだった気がするしね」
「本当、ここまではね・・・」
しかし次の3回にあっさりと逆転を許す。
「それもエラー絡み! というか、この試合の失点は殆どがそう!」
「何せ失点7、自責点1、だからね」
「フィルダースチョイスばかり! というか、ちゃんと守備練習しているのか!?」
「ここまで全部失点に絡むとはね」
打線の方も、2回以降はチャンスを作ってもタイムリーは出ず。
「4回の無死1、2塁で無得点とかね」
「8回も、2、3塁まではいったんだけどね」
「何せ3塁手がいずれも打率0割だからね!」
「1塁が空いていて次が投手でも勝負されちゃうもんね」
「まあ4回は、代打が出る可能性もあったかもだけどね」
「6安打で3点と、安打のわりに点は取った感じだけど」
「いやいや、四球6もらっているからね!」
1、2番がノーヒット。
楠本はそれでも2四球を選んだが、桑原は復帰後、全然出塁もできない。
「各選手が復帰してからチーム状態悪くなってない?」
「たまたま、と思いたいけれど・・・」
「こうなると本当、投手がビシッと完封するか、打線爆発で打ち勝つか、くらいしか思い浮かばないわね」
「そこまで状態悪いかなぁ?」
果たしていかにしてこの状況を脱するか?
「打線では嶺井が良い感じだったけれど、うーん」
「3塁も悩むしね」
「そして1、2番よね・・・」
他にもランナーいると打たない3番とか、まあ、色々あるわけで。
打開策、なんでしょうね?