2022年5月10日 巨人戦
結果：横浜３－１巨人
敢闘選手賞：－
「投手陣が踏ん張れば勝機はある！」
結乃が頷く。
「新潟で久しぶりの勝利です！」
理衣も拍手する。
チーム状況は良くないが、相手も状態の悪い巨人というのが助かった。
坂本、吉川が不在で、投手陣も開幕からの疲労が出ている模様。
「とはいえ、初回の３点はウォーカーのおかげなところがあるけれどね」
「まあまあ、相手の弱点を突いての攻撃はセオリーだし」
「それにそれも、桑原、関根と、連打が出たからってのもあるしね」
「そういうことです！」
初回の無死満塁、牧のあの浅いレフトフライでよく犠牲フライになったものである。
ソトの打球も、よくレフト前に落ちたものである。
なお、それでもウォーカーの守備は相当、良くなっているらしい。
「下手したら無得点で終わってもおかしくなかったようね」
「得点したんだから良いじゃない！」
「まあ、できることをやると・・・ただ初回以降は無得点だからね」
「チャンスもあまりなかったしね」
牽制死や、併殺のあとに３塁打など、つながりはなかった。
「それでも、その３点をどうにか守ったことは評価したいわ」
「ロメロ投手が７回１失点と粘ったね」
「相手が状態の悪い巨人打線というのもあったけれど・・・」
「バックも守備で盛り立てました！」
「７回のホームでアウトとかね」
「楠本選手は好守備を見せたしね」
そして伊勢、山崎はともに１人もランナーを出さず、５奪三振。
めずらしく安定していた。
「特に伊勢が安定してるのが大きいわよね」
「今季、まだ無失点だもんね！」
「三嶋が抹消でエスコバーも不安定だけに、ありがたいわ」
「今後も８回の男として定着してくれると良いね」
抜け球もあったが、球に威力があるから相手にもきいているのか。
あとは開幕からの疲れがそろそろ出てもおかしくないので、その辺のケアをしてほしい。
「これでチームも少し立て直し、１日おいて横浜でもう１試合」
「巨人さんにはまだ負け越しているし、もう一つ勝ちたいね」
「勝つわよ！ 先発は大貫かしらね」
「相手は菅野投手が復帰登板。でも、全盛期の菅野投手ではないはずだから、なんとかしたいね」
弱っている相手は弱っているうちに叩く。
叩かれないようにね！
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