2022年5月29日 西武
結果:横浜2-3西武
敢闘選手賞:-
「はいはい、土日の安定の負けね」
投げやり口調で結乃が言う。
「2日連続で同じセリフだね」
理衣も肩を落とす。
サヨナラ負け。
これで土日の連敗はいくつにのびたのか。
「今の状態なら、康晃が打たれたら仕方ないけれど、平田かー」
「しかも先頭打者に・・・」
「まあ表の攻撃だし、勝ち越さない限り抑えを出せないのはあったかもだけどね」
「既に伊勢投手、エスコバー投手も投げちゃったしね」
「あとは健二朗くらいだもんね、頼りになりそうなのは」
「選手層の薄さですか」
とはいえ、この試合の内容ならまだ理解はできる。
「スタメンも戻したし、京山もあれでまあ、よく2失点で済んだわよ」
「4回で6四死球だもんね」
「もっと点を取られていてもおかしくなかったわよ」
「来週もう1回、チャンスあるかな?」
相手に助けられたのもあるかもだが。
試合を壊さずにはしてくれた。
「てゆーか、打線の責任でしょ、2点なら。宮崎は酷すぎるわ得点圏」
「1割だもんね」
「打点も少なすぎ。牧のまえで打線が切れるわ」
「ランナー無しとか、1塁なら強いんだけどね」
「クリーンナップでそれは意味ないわー」
3番宮崎は納得していたのだが、ここまでチャンスで打てないと再考もしたくなる。
「はー、もう週末全く勝てなくて、ファンを手放したいのかしらね」
「週末こそ、お客さんがくるのにね」
さてさて。
どうしたもんやら。