2022年9月27日 中日
結果:横浜8-3中日
敢闘選手賞:関根、桑原
「これが相性ってやつかしらねー」
結乃がしみじみという。
「本当に、相手がミスしてくれるというか」
理衣も頷く。
同点で迎えた8回、相手のミスもあって一挙に5点。
まさか、そんな風になるとは思いもしなかったが、それが今シーズンの中日戦。
「でもまあ、ちゃんとそこを活かしたということで」
「そうそう。先頭の関根選手がツーベースでチャンスを作ったところからね!」
「それで桑原がようやく、チャンスで2点タイムリー!」
「見事に勝ち越しです!」
とはいうものの。
「5回、6回、7回と、3イニング連続で併殺でチャンスを逃しているからね!」
「た、確かにね・・・」
「特に宮崎は2打席連続プニゲで、併殺王のなにふさわしいわね!」
「嬉しくない! でも、ちゃんとホームランも打っているし」
「まあ、それはそうなんだけど、ソロホームランもいいけれど、チャンスに一本欲しいわね」
「ここから再調整ということで」
打線はまだまだ、チャンスに打てない課題はある。
「四死球を9つももらっているからね、さすがに点とらないとね」
「ていうか最後の佐野選手の打席、満塁なのにあえて四球にしている感じしなかった?」
「うーん、最多安打のタイトルのためかしらねぇ。でもまだ勝負は分からないのにね」
「点差もついて、セーブもつかなくなったしね」
真実は分からないけれど。
佐野の四球はあやしかったね。
「上茶谷は6回3失点と試合を作ったけれど、微妙っちゃ微妙ね」
「特別に良いわけでもなく、って感じかな」
「相手が打線の弱い中日相手ってのもあるしね」
しかし、CSでファイナルまでいけば、ヤクルト、そして神宮とは相性が良いので先発もありえる。
この先もきっちり調整してほしい。
「さて、チームとしてはこれでシーズン勝ち越し確定!」
「やりました! 昨年の最下位からちゃんと貯金を作っての2位フィニッシュが確定です!」
「借金で2位でCSとかシャレになんないからね、よかったわー」
「また次の試合から気合を入れて戦えるね!」
「この後、柳、高橋とくるから、初戦で勝てて本当によかったわー」
「微妙にネガティブだ・・・」
さあ、あとはタイトル獲得を目指すのと調整をうまいことやっていきましょう。