2022年振り返り #19 6年契約で生涯横浜! 山崎康晃
「残留を決めた康晃!」
拳を天につきあげる結乃。
「本当にうれしいね!」
拍手する理衣。
メジャーの夢から横浜での優勝に夢を変え。
6年契約で生涯横浜がほぼ確実となった山崎。
2022年は見事、復活となった。
#19 山崎康晃
出場試合 : 56
投球回数 : 54.1
防御率 : 1.33
勝利 : 0
敗戦 : 2
ホールド : 3
セーブ : 37
被打率 : .154
WHIP : 0.70
奪三振 : 42
失点 : 9
「数字的には見事なモノね! うーん、90点」
「完全復活、かな?」
「奪三振率は落ちているんだけど、WHIPは凄く良くなっているのよね」
「それだけ打ち取っている、ということだよね」
四球(故意四球除く)が9と少なく、無駄な四球で崩れていくケースがなかった。
被打率も低く、走者を出さないから抑える確率も高くなった。
「その要因は、ストレートのキレが戻ってきたことよね」
「やっぱり基本は直球!」
「ツーシームは見極められることも多いかもだけど、直球が活きているから、三振はとれなくても打ち取れると」
「先頭打者を抑えていたのも大きいよね」
開幕直後は抑えで出てきて打たれて失敗して、というのがあって「今季もダメか」なんて思われたりもした。
しかし、そこから後はきっちりやってくれた。
「痩せたのが良かったのかしらね!」
「本人も意識はしたみたいだね」
「またふっくらしてきた気もしなくもないから、オフには気を付けなさいよ!」
「そこはプロ意識をもってやってくれると信じましょう」
見事な復活で6年契約はファンにとって嬉しいところ。
とはいえ、守護神安泰というわけではない。
「奪三振率が高くないのはね、やっぱり抑えは三振をとりたいところよね」
「ボールを前に飛ばさない、というのが安心できるもんね」
「伊勢や入江の成長で、本人も安泰だなんて思ってはいないでしょうけれど」
「守護神の座を守り、250セーブを目指したい!」
そこに辿り着ければ、チームとしても優勝に近いだろう。
「抑えという過酷なところで怪我もなくずっとやれている丈夫な体も最高の武器よね」
「調子が悪い、以外ではダメな時はないもんね」
「さあ、横浜優勝をめざして!」
「ジャンプしましょう!」