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2022年ベイスターズの歩み ベイスターズ

2022年の横浜DeNAベイスターズを振り返り、2023年を展望する

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2022年もいよいよおわりね
結乃がしみじみとした口調で言う。
「なんか、あっという間だったね」
理衣もしんみりとした口調で言う。

シーズン2位で終了したベイスターズ。
ただ、8月に大勝ちしただけで、他の月はさほど強かったとも思わなかったのが実情。

3月 3勝3敗)
4月 7勝12敗)
5月 11勝11敗)
6月 11勝12敗)
7月 10勝7敗2分)
8月 18勝6敗)
9月 12勝15敗)
10月 1勝2敗)

「ほら、並べるとわかるけれど、7月、8月しか勝ち越していないのよ
「本当だ!」
「4月のスタートが悪かったのと、9月に踏ん張り切れなかったのがね」
「うーん、確かに8月がなかったら、って感じだね」

「やっぱりね、安定した成績が求められると思うのよ」
「確かにね、大きく勝ち越すときがあるのは強いけれど」
「4月~6月を、せめてイーブンでいければね」
「えーと、6つ負け越しているね」

開幕後はまだ山崎の不安定さや、諸々の要因もあってスタートダッシュでの失敗。
4月さえ乗り越えられれば、5月、6月は5割近くでいけている。

「もちろん、勝ち越していきたいけれどね。2022年の8月みたいな爆勝ちはそうそうできないはずだからね
連勝をする、連敗をしない、これが重要だね」
「連敗をしない、ってのはある程度できたと思うから、連勝が欲しいわよね。ハマスタの連勝はあったけれど、大型連勝はなかったし」
「投打のかみ合わせが重要だね」

今永、大貫で連敗をしないようにする。
同時に、先発ローテをある程度のレベルで組んで試合が壊れないようにする。
尚且つ、打線で効率的な得点をする。

そういったところが更に向上しないといけないだろう。

「あとはなんといっても苦手チームを作らない、同一カード3連敗をしない!
「2022年は広島さんにやられたもんねぇ」
「大瀬良、森下と、苦手投手を打てなさ過ぎるからね
「その辺も課題です!」

阪神にも、今季は勝ち越したとはいえ相手の打線が打てなさ過ぎたというのもある。
青柳、伊藤といった先発陣を打てていたわけでもない。

「まずはスタートダッシュが決められるように!
「オースティン選手以外がきっちりあわせてくればね」
「佐野の手術もあるし」
「不安と期待が交錯するね!」

それでも2022年は2位と期待を抱かせてくれた。
優勝からもっとも離れているチームという不名誉を、2023年は取り払いましょう!

 

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