2022年振り返り #103 足の魅力はみせてくれた。更なる打撃向上をのぞみたい 村川凪
「育成の足のスペシャリスト枠の村川ね」
結乃が快足を見せながら言う。
「明確な武器があるのは良いね」
理衣が微笑みながら言う。
2軍の成績はこちら。
#103 村川 凪
出場試合 : 72
打数 : 159
打率 :.208
安打数 : 33
HR : 0
打点 : 13
得点 : 24
盗塁 : 13
「盗塁は13と、足が使えることは見せてくれたわね」
「2軍では宮本選手が盗塁トップだったけれあど、いなくなっちゃったもんね。。。」
「代走枠、というところでの獲得だから、まず武器を見せるのは間違っていないわよね」
「そういう意味ではある程度は結果を出しわけだね」
これで走れなければ意味がない。
「ぼてぼてゴロを内野安打にしたり、そういうのは2軍でもみたからね」
「ただ、それでも打率は2割だからね」
「さすがに、これじゃあ物足りないわよね。支配下を勝ち取るには、もう少しの打力は欲しいかなー」
「球団がどう評価するかだよね」
代走のスペシャリストがいないのは事実。
だからといって足だけで支配下登録できるかどうかは何とも分からない。
そういう選手も欲しいが、打撃がもう少し使えるか、守備力が凄いか、もう一つ何か欲しい。
「2年目は勝負よ!」
「是非、支配下を目指してほしいね」
「外野手は勝又、大橋と、同様の育成のライバルも多いからね、そこで勝ち抜かないと」
「こういう選手が一軍で活躍する姿を見たいねー」
ファンフェスでみせてくれたダンスのキレもあり、身体能力はあるのだろう。
でも、それだけでは一軍で生き残れない。
「足もそうだけど、出塁率にこだわって、ね」
「大きいのがないだけに、そうなるよね」
「代走だけじゃなく、やっぱり代打としても使えた方が起用する側も使いやすいしね」
「待ってます!」
球団がやっと動いた足のスペシャリスト枠。
モノになると嬉しいですね。