2023年4月30日 中日戦
結果:横浜2-0中日
敢闘選手賞:東、牧
「なんとこれで7連勝よ!」
結乃がジャンプしながら言う。
「月間16勝、貯金も9です!」
理衣がクラッカーを放ちながら言う。
相手は高橋宏、この試合もロースコアのゲームになることは予想された。
重要なのは先制点を与えずに粘ること。
「実際には東が危なげなく97球で無四球完封!」
「いやー、凄いよね。今シーズン、いまだ四死球ゼロだからね!」
「てか、勝ちパの中継ぎが登板過多になっていただけに、この完封はありがたいわね」
「大きい勝利です!」
「無失点という点では阪神の村上が凄いけれど、無四球は東だけよ!」
「月間MVP争いも面白そうだね」
イニング数、勝利数では東の方が上だが、果たして?
「さて、そんな東だけれど、打線はやっぱり苦戦」
「そんななか、少ないチャンスをモノにしたのは牧選手の一打!」
「牧が打点をあげれば勝てる! 打率はまだ低いけれど、打点をあげてチームを勝たせるのが四番の仕事だからね」
「重要なところで打ってチームの勝利に貢献できれば十分です!」
1日1安打でも、それをここぞの場面で打ってくれればよいのだ。
「打線では、京田もスタメン出場して古巣相手に2安打と気を吐いたわね」
「守備も安定です!」
「バトルフェイス京田とチームの味方からも言われているのが笑えるわね」
「それだけチームに馴染んでいるってことだよ!」
「中日との試合はなんだかんだで競るから、守備も重要よね」
「昨年も、対戦成績は圧倒したかもだけど、試合内容的には圧倒した記憶はあまりないもんね」
中日も投手力は良いし、パンテリンドームなら尚更。
打力の差で僅差のゲームをものにしてきていることが大きい。
「この3連戦だって楽勝はなかったしね」
「1試合目は1-0、この日の試合も2-0だしね」
「2試合目だって、リードされている中相手の自滅だしね」
「本当、勝敗がひっくり返っても不思議はないよね」
そうはいっても勝利したのは事実。
これで4月終了で首位、貯金も9である。
「週明けにはいよいよバウアーも1軍登板だしね」
「5月3日が決まったね」
「ブランクもあるし、1軍でどんな投球ができるのかってのはあるけれど、楽しみには違いないわね」
「GW、満員の横浜スタジアムでの大歓声を背に、好投を期待したいです!」
その前に、カード初戦ですけれどね。
いい形でまた週を始められますね。