2023年7月4日 ヤクルト戦
結果:横浜3-4ヤクルト
敢闘選手賞:-
「まあ、同点で康晃の時点で駄目かなぁって思ったけれど」
結乃が諦めた口調で言う。
「そ、そんなこと言わずに!」
理衣が悲しそうに言う。
しかし現実は厳しい。
同点の9回表、案の定、山崎が勝ち越しを許して敗戦。
「つーか、それより打線でしょ。特に初回!」
「ああ、満塁で、併殺の間の1点だけにね」
「0点よりはマシだけど、初回に小川を打ち崩せなかったのが全てね」
「打線がよくないねぇ」
この日は相手の失策、野選で3点をもらったようなものである。
交流戦あけ、1試合で平均3点も取れていないのだ、どう考えても打線が低調すぎる。
「大貫がイマイチだったとはいえ、8回までは皆で踏ん張って3失点だからね」
「それでもなかなかねぇ」
「この日に勝つとしたら、3-2で逃げ切るしかなかったわね。追いつかれた時点でね」
「チームの状態がなかなかねぇ」
打線をどうにかしたいが、あたっている選手がいない状態。
二軍から誰かをあげられる感じでもない。
「そういう状態でも勝つように考えるのが首脳陣よ!」
「選手たちも精一杯ね」
「果たして連敗せずにいけるか。2戦目は勝ち運のない石田か」
「そんなこと言わないで、意外とこういうときに勝つかもだし!」
そういうところに期待するしかないですかねぇ、今は・・・