2023年7月26日 中日戦
結果:横浜1-7中日
敢闘選手賞:-
「また駄目な野球に戻ったわね」
結乃が落ち着いて言う。
「うーん、投打に精彩を欠きました」
理衣が肩を落とす。
先発ガゼルマンは3回4失点。
打線はわずか4安打1得点。
中継ぎも失点を重ね、点差をつけられての完敗。
「とりあえずガゼルマンはしばらく一軍先発はなさそうね」
「ずっと悪い感じだもんね」
「中日相手にこれじゃあね」
「うーん」
声にもならない。
その後に出てきた坂本も相変わらずというか。
「まあ、ガゼルマン降板後に出てきた石川がきっちり抑えてくれたことだけが良かったわね」
「こういう試合で信頼を積み重ねていかないとね」
ガゼルマンが序盤で失点を重ねた時点で、今の打撃陣では厳しいのはわかっていたけれど。
それにしても、相変わらずの酷さ。
「3回よね、相手から3つの四球をもらって2死満塁で宮崎が三振。ここでもう駄目な感じね」
「宮崎選手も打率がどんどん落ちちゃっているもんね」
「一気に落ちすぎね。まあ、それだけ調子が悪いのでしょうけれど」
「他の選手も打てなくて、代打で楠本選手のタイムリーでどうにか完封は免れたけれど」
楠本は代打だと本当に打つね。
「しかし、戦力といってあげた大田をスタメンで起用しないわよね。まあ、桑原戻して梶原起用して、ってのはあるんでしょうけれど」
「代打じゃあ、なかなかね」
「だったら2軍で試合に出しておけばって思っちゃうけどね」
「その辺の判断も難しいところだね」
この状況では3戦目、バウアーが完封しない限り厳しそう。
「そして試合とは別で、阪口とヤクルトの西浦がトレード!」
「これはびっくりしたね」
「期限ギリギリ、宮崎が休みの時のスタメン起用がメインかしらね」
「右打者でパンチ力もあるもんね」
柴田、京田よりは打撃力で期待できる気がする。
阪口は、横浜では目が出なかったけれど、まだ若いし環境変えて頑張って欲しい。
「チーム状況は厳しいけれど、まだ諦める状況じゃないから、やれることはやらないとね!」
「二人の活躍を願います!」