2023年7月28日 ヤクルト戦
結果:横浜5-4ヤクルト
敢闘選手賞:大和
「久しぶりに打線が良いところで打ったわね」
結乃が腕組みをしながら言う。
「さすがの大和さんです!」
理衣が拍手をする。
5回までは3-1とリードして投手は東。
このまま7回くらいまでリードを保てればと思っていたところ青木に逆転3ランをくらい。
これまでの横浜なら反撃もままならなかったが。
「8回、牧の同点タイムリーに大和の勝ち越しタイムリーが出るとはね!」
「本当、最近めっきりだったもんね」
「それにしても大和は本当に得点圏になるとよく打つわよね」
「得点圏、4割越えだっけ?」
あの場面で勝ちこせなかったら、結局またそれで終わっていたかもしれない。
「この試合では他にも宮崎が2試合連続の2ランに、桑原にもタイムリーが出たしね」
「みんな1安打ずつだったけれど、それが良いところで出てつながったね」
「少しずつでも状態がよくなっていくといいんだけどね」
「ここからまたあげていきましょう!」
投手陣も、東は青木にやられてしまったが、そこからは粘った。
「康晃もウェンデルケンもきっちり仕事をこなしたしね」
「そして森原投手が2試合連続でセーブ!」
「一つ四球は出したけれど併殺で凌いで。こうして一つずつ、ね」
「良い感じです!」
「2戦目は大貫、久しぶりに勝利するわよ!」
「大貫投手が戻ってくれないとチームとしても追い上げ厳しいしね!」
「まずはカード勝ち越し、しましょう!」
「上位を追いかけて!」
一つずつ勝ちをつみあげていきましょう。