2023年7月29日 ヤクルト戦
結果:横浜3-5ヤクルト
敢闘選手賞:-
「うーん、そうそううまくはいかないわね」
結乃が淡々と言う。
「久しぶりに二桁安打はしたんだけどね」
理衣が肩を落とす。
打線は10安打するも、わずか3点。
相手は7安打で5点。
いつも通りの点の取れない攻撃であった。
「特に2回よね。1点とって追いついてなお無死2、3塁で得点できないという」
「下位打線になっていたのはあるけれどね」
「それにしても犠牲フライも内野ゴロも打てないんじゃね」
「あそこで最低限の1点がとれていればねぇ」
伊藤と柴田、今の状態では絶望的な下位打線。
「特に柴田は昨年も打点1、今季も今のところ打点2と、柴田スタメンじゃ点を取れないんだから考えて欲しいわー」
「は、はっきりといっちゃうね」
「そりゃ言うでしょ。柴田は守備固めだけでいいわよ」
「なんとか見返してほしいけれどね」
それでも良いところはあった。
「牧が3安打、大田も久しぶりに良いところでうって2安打ね」
「打線がよくなれば、先発はある程度、ね」
「とはいえ、今日の大貫も良くもなく悪くもなく、って感じだったしね」
「なんとかやりくりするしかありません!」
あとは中継ぎ陣。
入江もウェンデルケンも失点し、結果的にはここが痛かった。
「今までよく投げてくれているから、この試合だけで駄目とは言わないけれどね」
「そういう日もあるよね」
「ただやっぱり入江もウェンデルケンも、先頭を出しがちだからね。だから抑えは難しいとも感じるし」
「球に力はあるんだけどね」
3戦目、勝利してカード勝ち越し、しましょう。