2022年振り返り #63 序盤は活躍も後半息切れ。オフはメキシコで首位打者! 関根大気
「キャリアハイを達成した関根ね」
結乃が腰に手をあてて言う。
「特に序盤は大活躍でした!」
理衣も拍手する。
ややブレイクをした2023年成績はこちら。
#63 関根大気
出場試合 : 140
打数 : 482
打率 :.261
出塁率 :.308
安打数 : 126
HR : 4
打点 : 31
得点 : 69
盗塁 : 3
OPS :.642
「シーズン序盤は本当に関根の活躍で勝てていた部分も大きかったわよね」
「打率も良かったし、小技とかもね」
「ただやっぱり甘いもんじゃなく、シーズン中盤からはガックリと下がったからね」
「まだまだシーズン通しての活躍は大変だね」
中盤以降の沈み具合がかなり大きかったので、そこのイメージが悪い。
とはいえ、頑張ってくれたことは確か。
「序盤の活躍、そしてキャリアハイということで80点をあげておくわ。甘いかしらん?」
「良いと思います! まだまだ課題もあるけれど、頑張ってくれました」
「やっぱタイプ的には出塁率をあげないとねえ。3割ギリ超える程度じゃあねぇ」
「積極的に打っていくタイプだからね」
積極的に打つのが悪いわけではないし、チームの方針でもある。
しかし、それでこの出塁率はキツイ。
また、パワーがないのに打ち上げが多いのも気になるところ。
「見ていると、凄い良い確度で打球があがったと思っても平凡な外野フライってのが多いのよね」
「凄い良い感じで打っているようにみえるんだけどね」
「あれだと、いつもの、って言われちゃうから」
「HRを4本打っているとはいえ、だよね」
打つならライナー性の打球だろう。
あげてしまったら、大体は外野定位置くらいまでしか飛ばないことが多いのだから。
「年間通して活躍できていないし、レギュラーとったわけじゃないからね!」
「でもオフも精力的に活躍し、メキシコで首位打者を獲得したからね!」
「一つの自信にしてくれればよいけれどね」
「本格レギュラー獲得を目指して!」
2024年こそ改めてその力が試されるだろう。
まだまだライバルも多いぞ!