2024年4月9日 中日戦
結果:横浜1-3中日
敢闘選手賞:大和、徳山
「うーん、強いわね中日!」
結乃が腕組みをして言う。
「チャンスもあまりなかったねぇ」
理衣も肩を落とす。
4カード目にしてカード初戦を落とした。
「中日の投手陣が強いのは分かっていたからね」
「昨年までも決して圧倒的に打ち崩していたわけじゃないしね」
「ロースコアをなんとか競り勝っていた感じだったからね」
「この試合もロースコアではあったけれどね」
とはいえ、先発のジャクソンが初回いきなり連続四球からのタイムリーを打たれた。
「らしくない感じだったわよね。コントロール良いはずなのに」
「もったいないよねー」
「さらに、追いついてもらった直後の3回にまたランナー二人出して、中田にタイムリーを打たれると」
「中田選手一人にやられちゃったね」
今まで、それほど中田にやられていた印象はなかったのだが。
この試合はきっちりやられた。
「でも、徳山、松本、石川と、ビハインドの中継ぎ陣はきっちり抑えたからね」
「そういうの重要!」
「被安打1だったしね」
「それだけにもったいない!」
そして打線は中日投手陣に抑えられた。
「2回に大和、山本の連打で1点取るのが精いっぱいだったわね」
「その後はほぼノーチャンスだったね」
「まあ、開幕から決して打線が好調だったわけじゃないしね」
「それでも今季初スタメンの大和選手がきっちり2安打!」
「この辺は流石、相性もあるでしょうけれど」
「今季も頼りにします!」
ということで敗戦。
「2連戦だけに、初戦に負けると厳しいわよね」
「しかも2戦目はプロ初登板の小園投手!」
「ま、気楽にやってくれればいいわ。そして初勝利を!」
「気楽って!? でもまあ、登板するからには勝たないとね」
恐らくマスクは松尾。
相手は松葉。今季、好調だけにこれまた厳しい相手。
打線がいかに援護できるか、なのだが、はたして!?