2024年5月1日 中日戦
結果:横浜12-1中日
敢闘選手賞:石田、蛯名、京田、他野手みんな
「まさかの大勝だったわね」
結乃は驚きを隠せ以内でいる。
「初回にあんなことになるとはね」
理衣もびっくりしている。
相手先発が今季絶好調、防御率0点台の涌井。
さらに横浜打線は繋がりを欠いている現状。
厳しい展開になるかと思いきや初回に打線が爆発して9得点。
終わってみれば大差をつけての勝利である。
「初回、1番から4連打で4点だもんね」
「佐野選手の先制タイムリーの後、牧選手が3ラン!」
「その後も打ちまくって、9点かー。こんなの見たことないわ」
「各選手、はやいカウントから打って出て、球数も少なかったね」
これだけ点を取れば、誰が良かったというものでもない。
先発野手全員安打。
1番、2番の桑原、蛯名が猛打賞(蛯名はしかも4安打!)
桑原、蛯名、佐野は、初回に3人とも2安打するという離れ業。
「打点も1ー4番までで12打点だもんね。4番まででほぼランナー返しているから、宮崎以降に打点がつかないという」
「上位打線が打てば点が入りやすいってことだよね」
「蛯名がこれだけ打てると、ちょっといいわよね」
「これが継続できればレギュラーも見えて来るかも!?」
蛯名は良いなと思ったところで続かなかったり、やらかしたりするので、今までの失敗を糧に油断しないで欲しい。
「これだけ初回に点が入れば、先発も楽に投げられるけれど、その一因に京田の盗塁があるわね」
「初回のだね」
「あの盗塁がなかったら戸柱のファーストライナーはほぼ一塁上だったので戻れずダブルプレーで4点で終わっていたでしょうね」
「あの1プレーで更に+5点かぁ、本当に怖いね」
「4点ならまだどうなるか分からないけれど、さすがに9点あればね」
「今季初登板の石田投手が7回1失点ときっちり!」
「球数が少なければ完投も目指せたのにね。まあ、内容的には問題ないでしょ」
「四死球ゼロっていうのが素晴らしいね!」
これは後に投げた石川、中川も同様。
点差があるから、どんどんストライクゾーンに投げることが出来た証左でもある。
「これで一日休んで、週末はマツダで広島戦、この勢いに乗りたいわね」
「打線爆発したあとの試合は点が取れないともいうけれど、逆に移動日一日あくことで落ち着いていけるかも?」
「ここらでまた連勝して5割復帰をまず目指しましょう!」
しかし蛯名、本当に打撃、本物になったのだろうか?
もしそうなら、凄いね。