2024年5月5日 広島戦
結果:横浜5-0広島
敢闘選手賞:大貫、佐野、牧
「よし、カード勝ち越しね!」
胸を張る結乃。
「投打がかみあいました!」
理衣が拍手する。
2戦目はいやなかんじで逆転負けしていた。
なんとか流れを変えたいところ、重要なのはやはり先発投手と先制点。
「大貫が初回、苦労しながらなんとか無失点に抑えられたのが大きかったかもね」
「確かに、いきなり満塁のピンチを背負ったもんね」
「2回から6回までは完璧、7回にやっぱり疲れからか無死1、2塁のピンチを背負ったけれど、そこも踏ん張って」
「最終的に7回無失点で2勝目! 大貫投手も調子が少しあがってきたかな?」
とにかく今の先発陣だと東、大貫が安定したピッチングをしてくれないと困る。
これで大貫もHQSを達成し、ここからもっと状態をあげてほしい。
「大貫が踏ん張っていた中、4回に待望の先制点は佐野のようやく1号HR!」
「1戦目はエンタイトル2ベースになったけれど、今回はちゃんとさく越えしました!」
「HRバッターでないとはいえ、やっぱり長打を打ってくれないと佐野の価値は低くなるからね」
「タイムリー2ベースも放って3打点、ここからあげていきましょう!」
2点だけでは厳しいところ、6回には追加点。
「牧も2ラン! これでこどもの日は3年連続HRよ!」
「それも凄いね」
「もっともっと、チャンスで打ってくれないとね」
「牧選手ものばしてきています!」
しかし一方でチャンスを潰していたのも確か。
2度の満塁のチャンスはいずれも得点なしだった。
「まあ、申告敬遠で大貫の打席だったとかもあるけれどね」
「やっぱ8回の1死満塁だよね。桑原選手がゲッツーになっちゃって」
「ああいうところで1点、取れれば展開的にもっと楽になるんだけどね」
「とはいえ、中川投手、山崎投手と繋いで完封リレーです!」
安定感から森原が守護神ではあるが、山崎も腐らずに与えられた場所で頑張って欲しい。
「さてGWということもあってまだ連戦ね!」
「横浜に戻ってヤクルト戦です!」
「先発ジャクソン、そろそろ結果を出さないとまずいからね」
「相手はベテラン石川投手、術中にはまらないよう、序盤からジャクソン投手を援護したいね」
ヤクルトも村上の状態があがってきて、オスナ、サンタナは相変わらず怖い状態。
打線に勢いづかせないようにしたいですね。